<虎に翼>あんなに頑なだった母はるがまさか! 石田ゆり子、迫力の「おだまんなさい!」から胸アツ急展開に視聴者「朝から泣いた」
桂場に向かって「何を偉そうに。あなたにうちの娘の何が分かるっていうのですか? 何が時期尚早ですか? 泣いて逃げ出すですか? そうやって女の可能性を摘んできたのはどこの誰? 男たちでしょう」と怒りをぶちまける。
桂場が「私に感情的になられても」とうろたえると、はるは「自分にその責任はないと?」と追及の手をゆるめず、「それなら無責任に娘の口をふさごうとしないでちょうだい」とやり込めた。
その後、はるは、寅子に六法全書を買い与えると、「あ~腹が立つ。知ったような口きいて。若造が」と、再び桂場への怒りが込み上げてきたようで、「私は、私の人生に悔いはない。でも、この新しい昭和の時代に、自分の娘には“スンッ”としてほしくないって、そう思っちゃったのよ!」と告白。「ここに来て、あんな若造にあんなこと言われたら、こうならざるを得ないでしょう」と“言い訳”しつつ、「寅子、何度でもいう。今、お見合いした方がいい。その方が間違いなく幸せになれる。それでも本気で、地獄を見る覚悟はあるの?」と娘に問いかけると、寅子は「ある」と即答し、はるも「そう」と納得。“最後の敵”を倒した寅子は、無事“地獄への切符(きっぷ)”を手に入れた。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインの寅子とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。