今年もついにNBA、オールスターの時期がやってきた!バスケ界最高峰のプレーに目が離せない
今年も白熱の戦いが続く2023-24のNBAシーズンも中間地点に差し掛かり、2月17日から19日(現地16日~18日)にかけて毎年恒例の「NBAオールスター」が開催される。第73回目となる今大会の開催地はインディアナ州の州都、インディアナポリスで、インディアナ・ペイサーズのホーム、ゲインブリッジ・フィールドハウスが本戦の会場となる。同地でのオールスターは1985年以来、39年ぶりとなるが、インディアナ州はアメリカの中でもバスケットボールがかなり盛んな場所で、ファンも熱狂的という特別な場所だ。日本の八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)と渡邊雄太(フェニックス・サンズ)は選出されていないものの、世界最高峰の才能の集う今年の祭典はどういったところに注目すべきか、紹介したい。
世界最高峰のリーグの本質が見直された今大会
今年はまずチーム分けの方法が、東西カンファレンスの最多得票獲得のキャプテン2人が交互に選手を選抜していく編成方式から、従来の東西カンファレンスごとの編成へと戻っている。また、「ターゲットスコア」に先に到達したチームが勝利するという特別ルールから、こちらも通常の48分間(12分x4クオーター)の試合方式へと回帰する。 これについてNBAのアダム・シルバーコミッショナーは「Back to basketball」というフレーズを使いながら、NBAという世界最高峰のリーグの本質として何が大切かを考える必要があったとし、従来の伝統的なフォーマットに戻すにあたってバスケットボールの盛んなインディアナ州でのオールスターはふさわしい場所だと述べている。 「我々はファンや選手たちからの声も聞きましたが、昨年のオールスターについては誰も誇らしいものだと考えていません。誰が悪いとかではありませんが、ただ、我々はこのリーグの意義を再認識する必要があり、そしてそれは世界最高峰のバスケットボールを披露することだということです」(2023-24開幕直後のシルバー氏の記者会見での発言)