「今度は原作通りに」「令和コンプラだと無理?」 再アニメ化が望まれる懐かし名作
コンプラアウトのキャラがいる?
かつて一度アニメ化された作品をリメイクして放送することは、多々あります。最近話題の例では、1993年にTVアニメ化された青山剛昌先生のマンガ『YAIBA』が再びアニメ化されると発表になりました。一方で、ファンから「再アニメ化期待」の声が大きい作品はいくつもあり、以下、そうした声の大きい20年以上前の名作を振り返ります。 【画像】え…っ? 令和ではセクハラされる心配はない? これが『GS美神』を彩った最強美女たちです(7枚) ●『GS美神』 『GS美神』は、1991年から1999年まで「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載された『GS美神 極楽大作戦!!』(著:椎名高志)を原作としたアニメ作品です。1993年にTVアニメ化され、翌年には劇場版も公開されました。 「GS(ゴーストスイーパー)」と呼ばれる除霊師が、さまざまな場所にとりつく妖怪や幽霊を除霊していくというお話で、主人公の「美神令子」は容姿端麗かつ巨額のギャラを稼ぐ超一流GSながらお金にがめつく、その彼女が、時給250円で雇っている煩悩の塊の高校生「横島くん」(横島忠夫)と、幽霊の「おキヌちゃん」とともに毎話、除霊に奮闘します。 コミカルなアクションシーンやギャグが盛り込まれ人気を博しましたが、コミックス全39巻のうち9巻の物語までしか描かれず、横島が霊能力に目覚め成長していく手前で終わってしまったことから、再アニメ化を期待する声が多いようです。 一方では、再アニメ化について心配する人もおり「美神さんの声は故・鶴ひろみさんしか考えられないから、リメイクされたら抵抗ある」「時代背景が違いすぎて今の時代に共感できないことが多いかもしれない」「女好きの横島のセクハラがアウトかも」といった声が出ていました。たた、可能性は低いとしても、本作の再アニメ化が発表されたら歓喜する人は多いでしょう。 ●『烈火の炎』 1995年から2002年まで、こちらも「週刊少年サンデー」で連載された『烈火の炎』(著:安西信行)は、1997年にアニメ化され全42話がTV放送されました。ヒロイン「佐古下柳」が生まれつき持つ治癒の力を巡り、彼女を狙う敵と主人公「花菱烈火」たちが戦う能力バトル系作品です。 原作が連載中のなかでのアニメ放送だったため、折り返しとなる「裏武闘殺陣編」までの内容が描かれました。それもあってか、アニオリ展開の要素が多く、その部分に関しては正直、評価が高いとはいえません。 そのため、完結した原作の内容を忠実に再現した再アニメ化を求める声が多数あります。本作の迫力あるアクションシーンを、現在の最新技術で描いてほしいファンも多いようです。 原作ファンからは「これからが本番のところでアニメ化終わったので切実にリメイクされることを願ってる」「いまだに話題になるコンテンツなんだから早く決断して!」といった声が出ており、こちらも再アニメ化されればかなりの話題となりそうです。