都議選で“新党結成”明言の石丸伸二氏、地域政党の必要性を強調「都議会知事与党を是認しない」
2025年夏の東京都議会議員選挙に向けて新党の結成を表明している広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二さんが、知事と議会の在り方について「知事与党を是認しない」という認識を示しました。 2024年7月の都知事選に立候補し次点となった石丸さんは11月24日、京都府内で開かれた地域政党を考えるイベントに出席し、議会の過半数が知事を支持するいわゆる「知事与党」の体制を「認めるつもりはない」という考えを表明しました。 石丸さんは「都議選に向けて地域政党を…という話をしたし、7月には都知事選にも出馬した。それでもなお、二元代表制のあるべき姿、東京都でいえば『知事与党』を私は是認するつもりは全くない。あくまでも健全な二元代表制としての地方政治の実現を目指している」と語りました。また、石丸さんは「これまでの利益誘導型の政治は実質的になくなっている。地域が独自色を持っていかなくてはならない」などと述べました。 石丸さんは12月にも、自身が立ち上げる地域政党の詳細を発表する予定です。