飯豊まりえ“朱梨”が紐解いた“ひまわり”と田辺桃子“万理華”の感情に「泣いた」「考えさせられた」の声<オクトー>
飯豊まりえが主演するドラマ「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~Season2」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系/Lemino、Hulu、TVerにて配信)の第6話が、11月7日に放送。飯豊演じる朱梨が紐解いた、事件現場に残された“ひまわり”と、田辺桃子演じる万理華の感情が反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます) 【動画】飯豊まりえ“朱梨”、傷害事件を起こした被疑者の“嫌悪”の感情に違和感を覚える ■目に見えない感情から事件の真相に迫る刑事サスペンスSeason2 本作は、容疑者の感情から不可解な事件の真相に迫る新感覚の刑事サスペンス「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~」(2022年、日本テレビ系)のSeason2。今回は2つの事件が交錯し、8つの感情を色として見ることができる女性刑事と、モノに残された感情が見えるタイ人の容疑者による、史上空前の感情捜査の幕が上がる。 飯豊が東神奈川署から警視庁に出向してきた警部補で感情捜査官の心野朱梨を、田辺がフラワーショップの店員・常松万理華を演じ、影山優佳、Sapol Assawamunkong(Great)、岩瀬洋志、高野洸、小波津志、松井玲奈、浜野謙太、浅香航大らが出演。主題歌はみゆなの「あなたに抱きしめて」、オープニング曲はPSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEの「Cold Rain」となっている。 ■飯豊まりえ“朱梨”、田辺桃子“万理華”の“怒り”の感情を紐解く 朱梨(飯豊)は、会社員の渋谷健吾(水間ロン)が死亡した交通事故で話を聞いたフラワーショップの店長・万理華(田辺)から見えた“怒り”の感情が気になっていた。また、ジムトレーナー・上野千春(横内亜弓)の転落事故、会社経営者・馬場竜之介(南川航輝)が公園で刺殺された事件が続き、この3つの事件現場に“ひまわり”の花が置かれていたことで、万理華が関係しているのではないかと話す。 朱梨は、再び滝沢(影山)とともに万理華に話を聞きに行った。やはり“ひまわり”の話題になると”怒り”の感情が見えていたという朱梨だったが、途中でスマホのメッセージを見たときには“期待”の感情が混ざったという。“怒り”と“期待”の感情が混ざると“攻撃”の感情になるといい、万理華の中ではまだ事件は終わっていないのかもしれないと続けた。 3人の被害者に接点が見つかった。学生時代に柔道をやっていた渋谷と馬場、女子柔道のコーチだった上野。9年前、3人は夏合宿で一緒だったということで、朱梨と滝沢が当時の合宿施設へ向かった。酒癖が悪かったから使用禁止にしたという話だけで収穫なしかと思っていると、施設に貼ってあった写真に、万理華と同じ手帳を持った女性が写っていた。さらに2人はある場所を見つける。 ■田辺桃子“万理華”、亡くなった親友への思いを涙ながらに語る 東京に戻り、万理華のフラワーショップに向かった朱梨と滝沢は、血まみれの大久保文則(伊森大祐)と万理華を発見。一命を取り留めた万理華の取り調べが始まった。万理華の親友・柳日奈子(岬あかり)が柔道部の夏合宿で、渋谷・馬場・大久保からひまわり畑で性的暴力を受けたこと、コーチの上野に訴えたが泣き寝入りせざるをえなかったこと、そして日奈子は飛び降り自殺をしていたことがわかる。 性的暴力をした3人は処分されず、さらにコーチだった上野も日奈子のことを忘れ日常を暮らしていたことに怒りを覚え、復讐したという万理華。最後の大久保を刺し殺し、血まみれになりながらも手帳に記されたアラビア数字の4を、指についた血で消す印をつける万理華のほほ笑む姿がどこか美しい。さらに柔道部のマネージャーにならないかと誘われ断ったことを後悔しているなどと、日奈子への思いを涙ながらに話した。 ■飯豊まりえ“朱梨”が紐解いた田辺桃子“万理華”の動機に胸がしめつけられる 飯豊まりえ“朱梨”が紐解いた事件の真相に「今回のオクトーは泣いた」「怒りと悲しみ。体は生きていても心を亡くすることがある。考えさせられる回でした。犯人のしたことは肯定はできないし許されないことだけど、気持ちはわからなくもない…」「4人の加害者たちは、性犯罪起こしといて、法の裁きも受けず数年後には忘れてのうのうと生きてやがった。なのに、常松さんは被害にあった友人のために何もできなかった罪悪感に苛まれ復讐を果たせば死ぬ気だった。それでも法の裁きは受けさせられる。なんなんだろう」などと視聴者からも苦しい思いがつぶやかれる。 さらに「泣いちゃったよ。田辺さんが親友のこと話す演技が自然すぎて」「やったことは許されないけど常松さん優しい人なんだなぁ…」「怒りの感情を秘めてほほ笑む姿、それをこれほど悲劇的に魅力的に演じられる俳優がいるでしょうか!復讐を遂げて血まみれになって、思い残すことがなくなって、全て終わったとほほ笑む姿がとても美しかったです」などと、万理華を演じた田辺の演技にも注目が集まり反響を呼んでいる。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部