ヤクルト・高津監督、今季ワーストの19被安打に「何とかなりそうでならない状況」
(日本生命セ・パ交流戦、オリックス9-3ヤクルト、2回戦、1勝1敗、15日、京セラ)両軍合わせて32安打が飛び交った打ち合いを、制することはできなかった。劇的な勝利から一夜明け、ヤクルトは今季ワーストの19安打を浴びて敗戦。序盤から追う展開に、高津臣吾監督(55)も嘆き節だった。 【写真】ヒーローインタビューで「この2年という期間の中で…」と話すと言葉に詰まり、涙を流すヤクルト・奥川 「点を取ってもすぐその裏に取られるケースが3回あった。勢いに乗れそうで乗れない、何とかなりそうでならない状況が続いてしまいましたね」 先発のサイスニードが4回5失点で降板。3番手・清水も、4番手・エスパーダもともに2失点で勢いを止められず「向こうはつながりが多かった。つなげさせてしまったというところもある」と厳しかった。 16日が交流戦最後の一戦。「リーグ戦に戻ったときにまた気持ちよくスタートを切れるように勝って終わりたい」と表情を引き締めた。(赤尾裕希)