結果論の世界

マンU指揮官就任濃厚のアモリム Photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドの次期監督として有力視されているルベン・アモリムが、ウェストハムに断られたのは高額な補償金などの支払いによる懸念だと考えられていたが、契約を見送ったのは他の理由だったようだ。 ［動画］テン・ハーグ政権ラストの試合 『Daily Mail』によると、今年4月にウェストハムがアモリムを引き抜こうとした際、所属元のスポルディングに約830万ポンドの補償金とスタッフへの追加報酬の支払いを要求されていた。そのため、当初考えられていた破談の原因は経済的な理由だと考えられていた。 しかし、破談には別の原因があったと伝えられており、それはアモリムにポルトガル国外での指導経験が不足していることだという。交渉はうまくいき、アモリムは好印象を与えていたが、自国のクラブしか率いたことがない同監督の経験値をハマーズの会長デイビット・サリバン氏が認めなかったようだ。これが、アモリムではなく他の選択肢を追求したことの本当の理由だったようだ。 結局、フレン・ロペテギをを招聘したが、今シーズンはここまで3勝2分4敗と負け越しておりスタートがうまくいっているとは言い難い。もし、アモリムがハマーズの指揮官になっていたらどうなっていたのか。マンUの再建を託されたこともあり、今後ますます目が離せなくなるだろう。