シルク、今くるよさんを追悼「明るくて寂しがり屋で、後輩思いの素晴らしい先輩でした」
漫才コンビ「今いくよ・くるよ」の今くるよ(本名・酒井スエ子=さかい・すえこ)さんが27日、膵がんのため大阪市内の病院で亡くなった。76歳だった。28日、吉本興業が発表した。 【写真】先輩との思い出の一枚 くるよさんは、漫才の相方・今いくよさんが2015年に亡くなった後はピン芸人として活動していたが、近年は仕事をセーブ。22年4月には、大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催された吉本110周年記念の「伝説の一日」に車いすに乗って出演。笑顔で持ちギャグの「どやさ!」をジェスチャーを交えて連発していたが、これが最後の舞台だった。 事務所の後輩のお笑い芸人・シルクはこの日、自身のインスタグラムを更新。くるよさんとの笑顔のツーショットを貼り付けると、「くるよ師匠天国へ、、お世話になりすぎて、言葉がありません」と書き始めた。 その上で「いつも笑顔で、しるやん、頑張りや!と、、お食事も、20年以上にわたり、ひな祭りには、女芸人30人くらい招待されて、大宴会!皆育てていただきました。晩年は、施設にもお邪魔して、まるむし東村さんの、ダジャレに大笑い!明るくて寂しがり屋で、後輩思いの素晴らしい先輩でした」と、くるよさんとの思い出を回顧。 「20年来の、親しいマネージャーに看取られて、旅立たれました。ご冥福を心よりお祈りいたします。寂しくなります」と悼むと、「今日は、いくよ師匠命日です。どこまでも仲の良いお二人です。ありがとうございました」と締めくくっていた。
報知新聞社