渡辺明九段の5年ぶり4回目のVか広瀬章人九段の初優勝か 将棋JT杯決勝スタート
「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦(JT杯)」決勝、渡辺明九段(40)対広瀬章人九段(37)戦が24日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。先手後手を決める振り駒はと金が4枚出て、広瀬が先手、渡辺が後手でスタートした。 両者の対戦成績は渡辺の22勝16敗。JT杯決勝での対戦は5年ぶり。その時は渡辺が優勝した。それ以来5年ぶり4回目の優勝を目指す。対する広瀬は初優勝を目指す。 この公式戦は前回優勝者、タイトル保持者、賞金上位者のトップ棋士12人が全国を公開対局で転戦する。優勝賞金500万円、準優勝150万円。持ち時間各10分。これをを使い切ったら1手30秒未満で指さなければならない。ただし、1分単位で合計5回の考慮時間がある。早指し戦のスリリングでスピーディーな展開が楽しめる。