最強恐竜の進化たどる 「直接見て迫力を感じて」 さいたまの青少年宇宙科学館でティラノサウルス企画展
約6800万~6600万年前に生息した史上最強の肉食恐竜ティラノサウルスの進化の歴史が学べる企画展「大迫力のティラノサウルス・ワールド2024」が、埼玉県さいたま市浦和区の市青少年宇宙科学館で開催されている。来月7日まで。1階の特別展示室には、ティラノサウルス誕生までに現れた多種多様な肉食恐竜の紹介に加え、生体模型や実物の化石、復元標本などが展示され、恐竜の最新研究を分かりやすく解説している。 破壊…フェンス突き破ったイノシシ、体長2メートルで今も逃げる 小学校に入り込み、児童ら数十人が恐怖 周辺は住宅街、駅から2キロ…目撃が相次いでいた 破られたフェンスの穴は直径40センチ
今回の企画展の目玉はティラノサウルス科のアリオラムス。約7千万年前の後期白亜紀に生息していた。全長約6メートルの全身骨格の復元模型は県内初公開という。約1・5メートルのティラノサウルスの頭骨の復元模型のほか、約1億5千万年前に生息し、ティラノサウルスにつながる肉食恐竜と言われているタニコラグレウスの生体模型などが並ぶ。 恐竜の図鑑を持っているという小学2年の熊田遼佑さん(7)=志木市=は祖父母、姉と来館。「(恐竜の)強そうなところが好き。かっこいい」と目をキラキラさせた。同館で企画展を担当する新田啓洋さんは「直接目で見て、恐竜の迫力を感じてもらえたら。今はもう生きていない生物を想像することを楽しんでほしい」と力を込めた。 企画展は午前9時~午後5時(月曜休館)。29日と7月6日にはクイズを交えながら展示物を紹介する解説ツアーもある。入場無料。 問い合わせは同館(電話048・881・1515)へ。
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