ミュージカル俳優からポーカーインフルエンサーに転身 羽田千夏が目指す成功モデル「麻雀の岡田紗佳さんのように」
コロナ禍によって、ミュージカル俳優としての活躍できなくなったことが「うだちー」こと羽田千夏にポーカーという新たな世界を歩かせた。今夏に放送された「ABEMA Queen Of Poker(AQOP)」でも存在感を示した羽田は、ポーカーの楽しさを世に広め、さらにファンを増やすインフルエンサーとして、活躍の場を求めている。「私のポジションのライバル、目指すところが一緒な人があまりいない。ロールモデルの人もいないんですが、麻雀でいうと岡田紗佳さんが近いかもしれません。目標です」と、モデル・タレント、さらにプロ雀士として活躍する岡田紗佳の名を挙げた。 【映像】俳優ポーカー美女、羽田千夏の横顔 ABEMAとして初のポーカーオリジナル番組、AQOPに参加した羽田は、海外のカジノでも活躍するプレーヤーたちとともに、女性8人で熱い戦いをファンへと届けた。 羽田 前回は初めて同卓する方も多く、ちょっと探り探りに1つずつ順位を上げていこうと思いました。割と分散を取らないプレーを心がけていた分、予選の平均順位は一番よかったと思います。前回の私のプレーを見て、みんな私がわかったと思うので、今回はそれを逆に利用してアグレッシブにやっていこうかと思います。 羽田がポーカーに触れたのは、コロナ禍の最中。ミュージカル俳優として活動を続けてきたが、次々と舞台が中止になり、職を失った。同時期にSNSではTikTokが流行り始め、その流れに乗って得意であるダンスや歌の動画を公開、1年かけてフォロワーをゼロから18万人にまで増やし、インフルエンサーの仲間入りを果たした。 羽田 そこからお仕事が取れるようにはなったのですが、当時はTikTokだけでは収益化できなくて…。そこからYouTubeを始めてTikTokからYouTubeにフォロワーを流して収益化を目指そうと思いました。YouTubeを始めるのに何がいいかと思った時、日常でもよかったのですが、せっかくなら仕事になるコンテンツがいいとマネージャーと1カ月リサーチして、いろいろ文章にまとめた結果、ポーカーに決めました。 新しい仕事としてポーカーを選んだが、もちろん自分の適性も見極めてのことだ。もともと家族一同、数学が得意でボードゲームも家にたくさんあった。 羽田 TikTokの当時のフォロワー層も、ポーカーが好きそうな男性層が多かったこともありますね。 自身がポーカーの世界に触れたタイミングで、国内でもアミューズメントポーカーを中心に機運が高まった。ここ数年で店舗数は増加し続け、地方でも大会が増えた。海外の大会に挑戦、活躍する日本人プレーヤーのニュースも、どんどん飛び込んでくるようになった。 羽田 ポーカー大会ではプレーヤーとしてだけではなくて、MCや配信の実況、コンパニオンの仕事もさせてもらっていて、何かしらお仕事になっています。あと自分のイベントとして「うだちーCUP」というのも毎月やっています。プレーヤーとして、賞金で稼ごうとは思っていないのですが、年間のスケジュールを決めて1カ月後、3カ月にはこうなっていようというのが、想像通りに進んでいます。ただ、やっぱりお仕事をいただく上で「ポーカープレーヤーのうだちーさんです」という時に、優勝しているとかトロフィーがあると違うんですよ。なので、どの大会でも優勝したりトロフィーを取ったりしたいです。 ポーカーの世界では、順調に自分の存在感を出せてきているだけに、次の目標はまだ誰も成し得ていない道への挑戦になる。 羽田 次の目標については悩んでいるところもあります。私のポジションにはあまりライバルがいないというか、目指しているところが一緒の人があまりいないし、ロールモデルという人もいない。だから、言うなら麻雀の岡田紗佳さんが近いかもしれません。バラエティ番組にも出て、世間からも認知されている人。それが目標です。 プロ麻雀リーグ「Mリーグ」で活躍する岡田は、最初はモデルとして芸能界入りし、後にプロ雀士となったが、現在ではプロ雀士の岡田を知ってから、タレント活動をする岡田を見るようになるという現象も起きている。一度はコロナ禍で俳優として舞台に立たなくなった羽田も、ポーカーインフルエンサーとして活躍し、もう一度舞台に立てたら、きっと感慨深い。 ◆ABEMA Queen Of Poker(AQOP) 女性8人が「ポーカークイーン」の座を競い合うABEMAオリジナルのトーナメント。予選ステージを3試合で競い、ポイント上位6人がFINALステージへ進出する。 (ABEMA/「ABEMA Queen Of Poker」より)
ABEMA TIMES編集部