DeNAじゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(6)ライバル多く“出る幕なし”…?
三浦大輔監督のもと、1998年以来のリーグ優勝を目指す横浜DeNAベイスターズ。今季は、開幕からルーキーを筆頭に若手の奮闘が目立つ。その一方で出場機会に恵まれない選手や、本来のポジションで起用されない選手も少なくない。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
益子京右
・投打:右投右打 ・身長/体重:176cm/86kg ・生年月日:2000年12月27日 ・経歴:青藍泰斗高 ・ドラフト:2018年ドラフト5位 ライバルが多いだけに、出場機会を得られそうにない選手が益子京右である。 青藍泰斗高では「高校生ナンバーワン捕手」と呼ばれ、強肩強打を武器に活躍。高校通算23本塁打を放った実績を引っ提げ、ドラフト5位で横浜DeNAベイスターズに入団した。 プロ入り後2年間はファームで過ごしたが、高卒3年目の10月に一軍初出場を果たすと、プロ初安打に加えて好リードで中日ドラゴンズをシャットアウト。正捕手争いに名乗り出たかに思われた。 しかし、その後も一軍定着とはならなかった。昨季までのプロ5年間で、一軍出場はわずか2試合。また、ファームでもプロ入り後の最高打率が.248という数字に終わっている。 捕手のポジションには山本祐大や伊藤光に加え、松尾汐恩などの有望株も控えている。よほどの成績を残さない限り、益子の出る幕はない状況だ。
ベースボールチャンネル編集部