「公務員になりたい!」警察官・消防官・陸上自衛官のうち年収が高いのはどの職業?
人気の職業の一つである、公務員になりたい方は多いでしょう。 公務員にもさまざまな職業がありますが、今回は、警察官・消防官・陸上自衛官の平均年収をご紹介します。公務員を目指している方の参考になれば幸いです。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
警察官・消防官・陸上自衛官の仕事内容と平均年収
厚生労働省が運営する職業情報提供サイトJobtagを参考にして、警察官・消防官・陸上自衛官の仕事内容と平均年収をご紹介します。 ■警察官の仕事内容と平均年収 警察官の仕事内容は、公共の安全を守ったり、秩序を維持したりするための職務に従事することです。 犯罪の予防や事件・事故の捜査、被疑者の逮捕、さらには交通の取り締まりなども行うとされています。 同サイトによると、警察官の求人賃金の月額は21万8000円とのことです。したがって、警察官のおおよその年収は、261万6000円以上であることが推測できます。 警察官には昇任試験があり、巡査部長や警部補などへ昇級すると、年収も上がると考えられます。警察官の年収は、こうした階級などで上下する可能性があるでしょう。同サイトで発表されている求人賃金は、あくまでも参考程度に考えておくとよいかもしれません。 ■消防官の仕事内容と平均年収 消防官の仕事内容は、火災や交通事故、地震などの災害現場で、火災の消火や人命救助を行うことです。 消防署に交替制で24時間待機しており、119番通報で災害発生の連絡を受けた際には、消防車で災害現場に急行します。 同サイトでは、消防官の平均年収は、311万7000円と発表されています。50~54歳の平均年収が400万9700円であることから、消防官の年収は、年齢や階級によって異なる傾向があるといえるでしょう。 実際、消防官には、自治体によって最大10段階の階級制度があり、勤続年数を満たすと昇進試験が受けられます。 消防官として現場で経験を積み、消防士長や消防司令などへのキャリアアップを目指す方が多いようです。消防官も、年齢や階級などで年収が異なるため、一概にはいえないかもしれません。 ■陸上自衛官の仕事内容と平均年収 陸上自衛官の仕事内容は、国を守ることに加えて、大規模な自然災害が発生した際には人命の保護にあたることです。インフラ整備や輸送、航空など、さまざまな職種があるとされています。 警察官と同様、陸上自衛官の平均年収は同サイトでは発表されていませんが、求人賃金の月額は18万円とのことです。陸上自衛官のおおよその平均年収は、216万円以上であることが推測できます。 ただし、陸上自衛官の年収も階級によって異なることが考えられますので、目安程度に考えておくとよいでしょう。