エスカレーターに服の裾が巻き込まれ死亡 街で聞くと「上着の丈が長いと気にする」との声も 注意点は?
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JR水戸駅で3月26日、エスカレーターに服が巻き込まれた状態で見つかった男性が死亡しました。 【写真を見る】エスカレーターに服の裾が巻き込まれ死亡 街で聞くと「上着の丈が長いと気にする」との声も 注意点は? エスカレーターを利用するときの注意点とは? 3月26日、茨城県のJR水戸駅で、72歳の男性がエスカレーターに服が巻き込まれた状態で見つかり、その後死亡しました。 男性は、着ていたジャケットの裾が手すりの部分に挟まっていたということです。 エスカレーターの事故といえば「ズボンの裾」や「サンダル」が挟まったケースが知られていますが、メンテナンスに携わる業者に聞くと… (京都エレベータ 佐野栄次常務) 「ハンドレール(手すり)に服が絡まるのは今まで聞いたことがなかった。乗り口と出口だけは(手すりが)ターンするので、反対側の面が折り返し部分で見える。そこだと隙間が見えてしまうので、何か物が挟まることはあり得る」 男性は、なぜ手すりに挟まれたのか…警察が詳しく調べています。 (畑中大樹記者) 「名古屋では去年、エスカレーターにまつわる条例もできましたが、街の人はより気をつけるようになったのでしょうか」 (70代女性) 「スカートとか気を付けている」 (30代女性) 「気にはする。上着が長いやつだと」 (50代女性) 「荷物が多いので引っかかったり、ぶつかったりしやすいと思う」 皆さん、普段から「足元」には気をつけているようです。 特に樹脂製のサンダルは素材が滑りにくく軟らかいため、ステップや壁の隙間に巻き込まれやすいことがたびたび指摘されています。 小さな子どもがいる人は… (40代母親) 「サンダルはエスカレーターがある所に行くときには履かせないようにしている」 (30代母親) 「足が挟まって(事故になる)とかはよく目にする」 (小学2年生) 「降りるときは足元に注意して降りる」 業界団体の2018年から2019年の調査では、エスカレーターに服や靴などが挟まれる事故は448件報告されています。 (京都エレベータ 佐野栄次常務) 「ハンドレールに対して垂直に立っていれば服も寄らない。ハンドレール側にもたれかかって乗っているとか、そうすると服が寄るので持っていかれる可能性がある」
身近な乗り物で起きた今回の事故…思わぬトラブルに見舞われないよう、エスカレーターの利用には改めて注意が必要です。
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