カミラ王妃、慣例を破ってチャールズ国王の入院に付き添う 国王は皇太子妃を異例のお見舞い
現地時間1月26日(金)に前立腺肥大症の手術を受けたチャールズ国王。王室の慣例から外れ、カミラ王妃が国王に付き添っていることが明らかになった。 【写真】チャールズ国王がパパの表情を見せたレアなスナップ集
放送局「ITV」のロイヤルレポーター、クリス・シップは「王妃は国王に付き添っている。一般的な家庭では普通のことに思えるかもしれないが、ロイヤルファミリーがこのように配偶者に付き添うのは非常に珍しい」とSNSでレポート。エリザベス女王とフィリップ王配はいつも1人で入院していたと付け加えている。キャサリン皇太子妃も現在入院中だが、ウィリアム皇太子が公務を休んで皇太子妃に付き添っていることをイギリスマスコミが大きく取り上げるのもこれが理由。
新聞「ニューヨークポスト」によるとカミラ王妃は手術から24時間の間に3回病院を訪れている。手術が行われた日の午後、翌土曜日の午前と午後に病院から出てくるところを目撃されている。また日曜日にも病院から車で帰るところをキャッチされた。同紙によると王妃は明るい表情でカメラに向かって微笑むこともあった。どうやら国王の術後の経過は順調のよう。 (写真は先週、公務中に子どもたちからお見舞いのカードを受け取る王妃)
ちなみに国王が手術をしたのはロンドンクリニック。キャサリン皇太子妃が入院しているのと同じ病院である。新聞「エクスプレス」によると国王は金曜日の朝、病院に到着するとすぐに皇太子妃のお見舞いに出かけたという。新聞「デイリーメール」はこれも慣例とは違うことだと報じている。ロイヤルファミリーが入院中の家族をお見舞いすることはこれまでほとんどなかった。
同紙によるとこれは他の患者や病院に配慮してのこと。ロイヤルが訪れれば余分な警備が必要に。またマスコミの注目も集まり病院の業務に支障が出る可能性も出てくる。今回は国王自身が入院するため、いずれにしても警備は必要。そのため皇太子妃を見舞ったと見られているが、同紙は「国王と皇太子妃の絆の深さも物語っている」と報じている。
皇太子妃は術後10日から14日で退院すると見られている。予定通りであれば退院は今月末頃になる。続報を待ちたい。