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埼玉で4日、自宅の屋根から帰宅中の小学4年生の男児をエアガンで撃った疑いで58歳の男が逮捕された。 弾は、男児のヘルメットに命中したという。 男は日常的にエアガンを撃っていたとみられ、警察の調べに対し、「人は撃っていない」と容疑を否認している。 【画像】自宅の屋根からエアガンを構える薮井容疑者と撃たれた男児（取材に基づくイメージ）

自宅の屋根から小学生を狙い撃ちか

4日午前9時ごろ、埼玉・西入間署でカメラがとらえたのは、日高市の自宅の屋根から小学生をエアガンで撃った疑いで逮捕された男、薮井裕巳容疑者（58）だ。 被害に遭ったのは、帰宅中の小学4年の男の子。 本人に当時の状況を聞くことができた。 被害に遭った男児は、「最初は（屋根に）座っていて、ずっと見ていたら構えて撃ってきた」と話した。 屋根に座っていたという薮井容疑者。 男の子はエアガンを向けられていることに気づき、とっさに顔をそむけたところ、かぶっていたヘルメットに弾が命中したという。 被害に遭った男児の母は、「ヘルメットをしていてよかったねって話で、何もなかったのが不幸中の幸い」と話している。 被害に遭った男児は、「なんでやってくるんだと思った。ちょっと怖いと思った」と答えた。 現場に行ってみると、いくつものエアガンの弾があった。 警察は、薮井容疑者が日常的に撃っていたとみている。

薮井容疑者は「人は撃っていない」と否認

藪井容疑者と同居する父親に、いつからエアガンを持っていたのか聞くことができた。 記者が「いつからエアガンを?」と質問すると、薮井容疑者の父親は「ことしに入ってから。（薮井容疑者が）グアム島に行って、ピストル（エアガン）を買ってきた」と答えた。 また、「エアガンを撃っているところを見たことは?」と聞くと、「音は聞いたことある。だから、『そんなことすんじゃねえ』って言った。本当に申し訳ないと思う。とんでもないやつだと思うよね」と答えた。 警察によると、2024年の夏ごろにも「銃を持った人がうろついている」と通報を受け、薮井容疑者に注意をしていたという。 調べに対し、薮井容疑者は「人は撃っていない。鳥を撃つために屋根に上がっていた」と容疑を否認している。 （「イット!」12月4日放送より）