セスクがベリンガムと“似ている”と感じた英代表のレジェンドは?「突然ゴール前に顔を出して違いを生み出す」
「本当にクオリティの高い選手」
現役時代にアーセナルやバルセロナなどで活躍し、現在はセリエBのコモで指揮を執るセスク・ファブレガス監督が、レアル・マドリーで活躍するイングランド代表MFジュード・ベリンガムに関してコメントした。12月5日、イタリアメディア『Football Italia』が伝えている。 【動画】クラシコの主役となったベリンガム!宿敵バルサを破った2ゴール目 今夏にドルトムントからマドリーへ加入したベリンガムは、ここまで公式戦17試合に出場して15ゴールと得点力が爆発。ラ・リーガで首位を走るチームを牽引する20歳の怪物は、イタリア紙『Tuttosport』が主催する欧州で最も活躍した21歳以下の選手に贈られるゴールデンボーイ賞を受賞した。 トリノで開催された授賞式に出席したセスク監督は、「本当にクオリティの高い選手だ」と称えつつ、イングランド代表のレジェンドを引き合いに次のように評した。 「あまり良いプレーをしていないなと感じる時でも、突然ゴール前に顔を出して違いを生み出す。(フランク・)ランパードと似ていると思うよ。私がランパードと対戦した時、彼は得点を決める適切なタイミングを取っていたんだ」 ランパード氏は現役時代、チェルシーでプレーしていた2008-09シーズンにMFながらプレミアリーグで22ゴールを記録した。セスクは、ベリンガムのパフォーマンスが、ランパード氏のプレーと共通していると感じたようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部