千葉・富里市出身 ロッテ4位の坂井が入団合意 「安全に生きていきたい」
ロッテからドラフト4位指名された関東第一・坂井遼(はる)投手(18)が20日、千葉市内のホテルで入団交渉を行い、契約金4000万円、年俸560万円(金額は推定)で入団に合意した。 千葉・富里市出身で、関東第一では甲子園準Vに貢献し、U18日本代表にも選出された最速151キロ右腕。入団が決まった心境を問われると、「実感はあまりないですけど、やっぱり、これから(入団まで)いろいろなことがあると思うので 悪いことはしないように、安全に生きていきたいと思います」と話して報道陣を笑わせた。 一方、契約金の使い道については「野球人口も減ってきてるので、そこで野球をしてほしいということで、市の方に何かできたらなって思います」と地元の野球振興に貢献することを明かした。 将来のエース候補として期待される逸材。坂井は「強気のピッチングっていうのが自分の持ち味だと思ってて、真っすぐに自信があるので、どんどん押していくピッチャーになりたい」と抱負。榎康弘アマスカウトディレクターは「千葉出身でもありますし、マリンスタジアムで活躍して、千葉の顔として一緒に盛り上げていきたいなと思ってますし、将来的にはプロでも日本代表になってくれると期待しています」と大きな期待を寄せていた。