東京五輪金メダリスト・西矢椛「パリに行って優勝できるように」 大阪に国内最大級のスケートパーク誕生
21年の東京五輪で日本選手史上最年少金メダリストとなったスケートボーダーの西矢椛(もみじ)=サンリオ=が5日、6日にオープンする大阪・吹田市内の「ムラサキスポーツ ららぽーとEXPOCITY」の内覧会に参加し、デモンストレーションを行った。 「ムラサキスポーツ ららぽーとEXPOCITY」は、関西最大級のムラサキスポーツの店舗に国内最大級の室内スケートパークを併設。世界ランキング3位の織田夢海(ゆめか)=サンリオ=、上村葵、白井空良(そら)=ともにムラサキスポーツ=らも参加し、パークでそれぞれの特技を披露した。 西矢は「滑りやすかった。同じセクションに人が固まらないからいい。大会でやるような技を練習したい時はここに来たいです」と話した。また、白井は「今日滑って改めていいパークだなって。練習できる環境をつくってもらえてありがたい」と感謝した。 7月26日に開幕するパリ五輪のスケートボード代表には、パリ五輪世界ランキングで各国・地域の男女各20人(1か国最大3人)が出場権を手にする。五輪予選(5月・上海、6月・ブダペスト)で代表争いを行い、代表が決まる。現在、女子では西矢が1位、織田が3位、上村が13位。男子は白井が1位に立っている。西矢は「とりあえずパリに行けるように、予選を頑張って、パリに行って優勝できるように頑張ります」と意気込み、織田は「日本人は3枠しかない。東京オリンピックの権利は逃したので、パリオリンピックは絶対出場したい」と力強く語った。
報知新聞社