村が約4億円公費負担したのに…復興施設の“閉館”を一方的に発表、運営会社の対応に村長は「憤り感じる」
事前連絡なく閉館発表…村長は「憤り感じる」
小石原ドットコムの代理人弁護士は「資金繰りに窮し、事業継続が困難となった。近日中に福岡地方裁判所に破産手続き開始の申立てを行う予定」と説明しています。アクアクレタ小石原は、小石原ダムの水源地域振興整備事業として東峰村が約4億円を公費負担して校舎をリノベーションしました。小石原ドットコムが村に提出した活動報告書によりますと、2021年に1000人程度だった宿泊者数は去年およそ1800人に増加。レストランの利用者数は2021年のおよそ3500人から8000人に増えています。ただ、期待していた企業の研修や団体旅行の獲得には苦戦していました。小石原ドットコムとの賃貸契約は5年間で、3年間は無償提供。今年4月からの2年間は、毎月10万円の賃料を受け取る予定でした。 東峰村 真田秀樹村長「事前に相談がなかったことについては憤りを持っております。休む期間が長いとマイナスイメージとかも出ますので、新しい形へどう向かっていくか。村として運営に対してどういう関わりをしていたか、いろんな法律関係で相談するように準備しております」