2023年プロテストトップ合格 清本美波にインタビュー「お寺とか美しい建物が好き」
「飛距離」と「スウィングの再現性」が課題
プロテストについても話を振ってみると、「昨年春に調子を崩してティーショットが怖くなってどうしよう、今年は無理かな、って思ったけど、それも克服できたので受けることにしました。17アンダー出るとは思わなくて、『まさか』って感じでした。2日目が怪しかったんですけど、ごまかしごまがし、何とかパーみたいな感じでしたが、3日目が始まったら堂々とプレーできたので。プロテストは独特の雰囲気ですけど、コースが広くて隣りのホールとかよく見えて、その子たちに手を振ったり(笑)。組の雰囲気もよくて楽しかったです。学校に行くと、ぜんぜん話したことない子たちにおめでとうって言ってもらえたり、「私、プロとしゃべってたんだ」って(笑)」。 トップ合格の資格で得たファイナルQTについて聞くと、「葛城はそんなに難しくないって思ったんですけど、試合が始まるとめちゃめちゃ難しかった。風も強かったし、グリーンが小さくて砲台で。言い訳になりますが、学校の授業が忙しくて、あまり練習できなかったのもあります。学校側もプロテスト通過すれば終わりみたいに考えていて、それまでは休みがもらえたんですけど、その後、あまり休めなくて。とはいえ、終わったことなので、気持ち切り替えてステップに集中します!」と気持ちの切り替えはもう済んでいる様子。そのツアーについて自身の課題は「いま1Wの飛距離が230ヤードくらいなので、それを平均250ヤードまで伸ばしたいです。でも、ハードルがめちゃめちゃ高いです。フィジカルを鍛えなきゃですし、クラブも調整しないとダメかもで。クラブについてはこれから勉強しなきゃと思うほど疎いんです……。あと自分はめっちゃスコアが上下するので、再現性の高いゴルフも身につけないと、と思っています」。先の新製品発表会では「『Qi10 LS』にする予定」と答えていたが、この新クラブが課題解決の助けになるかもしれない。 最後に、少しプライベートについても聞いてみた。「休日は友だちと遊んでいます。インスタで見つけた美味しそうなお店に行ったり。趣味は景色を見に行くこと。遠征中とかその土地の有名な観光地に行きます。海とか山ではなく、建物が好きかも。お寺とか美しい建物が好きですね」とのこと。24年はステップ・アップ・ツアーがメインになりそうだが、試合会場近くのお寺や美しい建物に清本がいるかもしれないので、開催地周辺にお住まいの方はそれとなくチェックしてみてはいかがだろうか。 <1問1答> ●好きな飲み物/お水 ●怖いもの/雷、地震、指名手配犯の紙 ●好きなファッション/ビンテージというか、みんなと被らない服。父の服とかも着ます ●勝負飯/勝負メシではないけど、お寿司は食べません。お寿司食べると調子が悪くなるんです ●スタバは何を注文する/ゆず シトラス & パッション ティー PHOTO/Osamu Hoshikawa
みんなのゴルフダイジェスト
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