【新車】ネオレトロスポーツの新機軸「XSR900 GP」143万円で5/20(月)発売!スタンダードからは17万6000円プラス
2023年秋に発表されたヤマハ「XSR900 GP」の国内発売情報がついに発表された。価格は150万円を切る、税込み143万円。カラーバリエーションはホワイトとグレーの2色で、発売は5月20日(金)となる!また同時にスタンダードの「XSR900」も新色を追加して登場。こちらは価格据え置き、125万4000円だ。 【画像】XSR900 GPのディテールをギャラリーで見る(21枚)
先端スポーツネイキッドが80'sルックをまとう新モデル
2023年7月にイギリスで初公開された「XSR900 DB40」。これをもとにミラノショーにて正式発表されたのが「XSR900 GP」だ。XSR900の搭載する888cc水冷DOHC3気筒エンジンはそのまま、ボディには70~80年代のレーサーをモデルとしたハーフカウルをまとい、レプリカらしいアイコニックなディテールを備える。 ヘッドライトはスクエアの窓からのぞく小型のLEDタイプを採用。別体パーツとなるナックルバイザーもそなえ、スクリーンは大型でラウンド形状を描くシルエットを採用。これらのカウルの特徴は、いずれも80年代に活躍した「YZR500」のディテールを継承したものだ。またカウルステーの固定にはベータピンが用いられており、これはレーサーではよく見る装備ながら、ヤマハ市販車での採用ははじめてのこと。この固定にもTZR(3XV)用アルミナットとカラーが復刻されて採用されている。 エンジン、ボディはスタンダードと共通する部分が多いが、フレームはアルミのデルタボックスフレームをイメージしたシルバーでペイント。ハンドルはレーシーなクリップオンハンドルで、サイドカバー、シート形状は前傾がしやすい形へリファイン。サイドカバーは脱着がしやすいクイックリリースを備えている。またシートはシングル風に造形されているが、オプションとして台形状のシートカウルとシートストッパーを装着することも可能だ。 そんなレトロなルックスに対し、装備面は最新のもの。電子制御は6軸IMUによる精密な姿勢検知により、トラクションコントロール、スライドコントロール、リフトコントロールといったライダー支援機能のほか、ライディングモードを4種類から切り替えが可能。またクルーズコントロールも備える。メーターは5インチフルカラーTFTモニタを採用し、アナログ風テーマを含む4種のテーマを選択できる。さらにブレンボ製マスターシリンダーを備え、ハンドルスイッチ、クラッチレバーといったインタフェースも新設計となった。 そんなXSR900 GPだが、発売は2024年5月20日(月)。価格は143万円で、スタンダードのXSR900から17万6000円アップの設定だ。カラーバリエーションはGPマシン・YZR500をオマージュした「シルキーホワイト」、モノトーンのスタイリッシュな「パステルダークグレー」の2色がラインナップされる。
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