高雄の9団体・企業、12億円超受注 フーデックスジャパン/台湾
(高雄中央社)高雄市政府農業局は18日、東京ビッグサイトで5日から4日間の日程で開かれた食品・飲料展示会「フーデックスジャパン2024」で、同局が率いて参加した高雄の9つの農業団体や企業の受注金額が計2億6000万台湾元(約12億2500万円)を超えたと明らかにした。前年比で2割近く伸びたという。 同展でははちみつブランド「蜂巣氏」のリュウガンはちみつやライチはちみつ、フリーズドライ技術を用いたドライフルーツなどが展示された。 同局は、高雄はかねてから日本への農産物輸出に力を入れているとし、近年はパイナップルやバナナ、高級ライチ「玉荷包」を安定して輸出している他、日本ではあまり知られていなかったインドナツメも安定的に受注を獲得していると説明。また、高雄市の友好交流都市である東京都八王子市の民間団体、八王子・台湾友好交流協会が今年も高雄産パイナップルを購入し、市立中学校と義務教育学校全38校の学校給食に提供するとし、結びつきがさらに強まるよう期待を寄せた。 (蔡孟妤/編集:名切千絵)