工事現場から銅線盗もうとした疑いで男2人を逮捕 東京・多摩市内、60万円相当 警視庁
工事現場から銅線ケーブルを盗もうとしたとして、警視庁捜査3課は窃盗未遂と建造物侵入の疑いで、フィリピン国籍の住所、職業不詳、イノウエ・ダイチ・ホイビア容疑者(23)と相模原市中央区南橋本、会社員、一川京矢容疑者(23)を逮捕した。 逮捕容疑は共謀して今年9月7日夜、東京都多摩市内の都営住宅工事現場内に侵入し、倉庫から総額約60万円相当の銅線ケーブルを盗もうとしたとしている。調べに対しイノウエ容疑者は容疑を認め、一川容疑者は否認している。 捜査3課によると、イノウエ容疑者が現場の選定や指示をするリーダー格で、一川容疑者は運転役。遊び仲間のいずれも20代の男3人=窃盗未遂罪などで起訴=が実行役として現場に侵入していた。銅線を倉庫から取り出したところで警報が作動し、110番通報を受けて駆け付けた警視庁多摩中央署員に発見されていた。 同課はイノウエ容疑者らが神奈川、東京両都県の工事現場3カ所から銅線が盗まれた事件に関与したとみて、調べている。