「馬鹿にされていた僕に対して...」元鹿島戦士、岩政大樹への感謝綴る「アドバイスをし続けてくれた唯一の選手」
「大樹さんと、アントラーズというクラブで出会えた幸運に感謝」
鹿島アントラーズは12月4日、岩政大樹監督の退任を発表。昨夏から指揮を執った41歳は、「選手時代も含めて約12年間、本当にありがとうございました」と伝え、愛すべきクラブを去る。 【PHOTO】リーグ最終戦!カシマスタジアムに集結した鹿島アントラーズサポーターを特集!(Part1) この一報に、かつて鹿島でプロキャリアをスタートさせ、現在はオーストラリアのサザーランド・シャークスFCに所属する梅鉢貴秀が反応。自身の公式Xで「お疲れ様でした」と書き出し、当時の思い出を振り返る。 「ルーキーイヤーの時に、まともにボールも蹴れなくて馬鹿にされていた僕に対して親身にアドバイスをし続けてくれた唯一の選手でした」 梅鉢が高卒で鹿島に加入したのは2011年。岩政は鹿島でバリバリの主力。前年の南アフリカ・ワールドカップに出場した日本代表メンバーにも選ばれている。 そんなスタープレーヤーは、高卒1年目の若手を常に気にかけていた。 「“できない選手"に寄り添う事のないプロの世界で、大樹さんと、アントラーズというクラブで出会えた幸運に感謝しています」 梅鉢にとって、岩政はかけがえのない存在のようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部