競技人口急増!ビル・ゲイツもハマる『ピックルボール』は今が始め時?初心者も楽しめる理由は「ボールの穴」
■小学1年生から90歳までピックルボール 熊本県宇城市の『喫茶シャトル』に併設された屋内コートでピックルボールを楽しむ人たち。年齢層は小学1年生から、最高齢はなんと90歳です。 熊本のプレーヤー「あと2か月で91になります。ピックルボールは年代が全く関係なく、子どもたちはひ孫みたいだね」 小学生「ここのおっちゃん(店主)に教えてもらって楽しかったから、その次からやるようになりました」 店主の辻正勝さんは、SNSでピックルボールを見たことがきっかけで、去年10月に本格的にプレーできる環境を整えました。 辻さんによりますと熊本県内でパドルやボールを買える場所はなく、インターネットで購入して揃えたといいます。パドルは3000円台の安価なものから、3万円台の高額のものまであるということです。 さらに、この店はピックルボール界のビッグネームがやってきた特別な場所でもあります。ピックルボールの全米大会で9回優勝したダニエル・ムーアさんが今年4月、店にやってきたのです。 喫茶シャトル 辻正勝さん「この人がピックルボールを広めたというか、神様的存在です。ちょっとだけ打ってもらえませんかと言って、打っていただいて。全然フォームが崩れずに、ぼくがどこに打っても真正面に返ってくる。やっぱり違うなという感じです」 “ピックルボール界の神様”の後押しを受けて、店主の辻さんは普及活動を続けます。 とはいえ熊本県では日本ピックルボール協会による体験会や公式戦はまだ開かれておらず、いわば「後進県」。いま始めれば、あなたがピックルボールの第一人者になるかもしれません。
熊本放送