「プレミアリーグ最高の選手だと再証明した」

圧巻の１G２Aで６試合ぶりの勝利に貢献したソン・フンミン。（C）Getty Images

　抜群の存在感を示した。 　トッテナムは現地12月10日、プレミアリーグ第16節でニューカッスルとホームで対戦。ここまで５戦未勝利と不調気味だったスパーズは、４－１で快勝。久々の白星を掴み取った。 【動画】待ちわびた歓喜の瞬間！キレキレの韓国代表FWが大活躍 　この一戦で決定的な仕事を連発したのが、ソン・フンミンだ。左サイドからのチャンスメイクで、26分にデスティニー・ウドギーの先制弾、38分にはリシャルリソンの追加点をお膳立て。85分には自ら奪ったPKを確実に仕留めてみせた。 　１ゴール・２アシスト。韓国代表の大エースが見せた圧巻のパフォーマンスに、母国メディア『MKスポーツ』は「天下のアンリと肩を並べた“ソニー”EPL通算７号、８シーズン連続二桁得点...アジア唯一の大記録」と題した記事で、その活躍ぶりを伝える。 「ソン・フンミンは素晴らしかった。前半にウドギーとリシャルリソンへのマルチアシストで試合を支配。後半には自ら獲得したPKを直接決めた」 　ソン・フンミンはこれで今季通算10ゴール・４アシストに。同メディアは「プレミアリーグ最高の選手だと再証明した」と絶賛する。 　さらに記事では、１つの記録にも注目する。 「これで８シーズン連続の二桁得点。プレミアリーグの歴史でも数少ない大記録で、通算７人目。アンリやサディオ・マネに肩を並べた。 　当然ながら、アジアではソン・ソンミンだけが残した大記録。プレミアリーグの歴史において、得点記録でソン・フンミンを脅かすことができるアジアの選手はいない」 　欧州最高峰のリーグで躍動し続ける31歳ストライカーが、今後どこまで記録を伸ばせるか注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部