楽天4選手がファンと交流/弘前
球団創設20周年を迎えたプロ野球楽天は24日、日頃の感謝をファンに伝えようと弘前市民体育館で「ろっけんファンフェスタ」を開いた。選手と抽選で選ばれたファンがゲームを通して交流した。 ファンフェスタは球団本拠地・宮城県を除く東北5県で1日に2回開催され、弘前市民体育館には酒居知史、太田光、津留崎大成、渡辺翔太の4選手が登場。午前の部ではファン300人と選手を半数ずつに分けたチーム対抗戦の○×クイズ、大玉送り、借り人競争が行われた。 このうち○×クイズでは「青森県には太田光という地名がある」「ドラフト会議で森井球団社長は右手で当たりを勝ち取った」など青森県や球団にちなんだ難問が出題され、会場は盛り上がりを見せた。各ゲームで奮戦するたびに、選手とファンはハイタッチや握手などをして喜びを分かち合っていた。 青森市浜田小6年の宮本紘太朗さん(12)は「普段会えない選手と近くで会えてうれしかった。来年もいっぱい応援したい」と喜んだ。酒居は「青森県の皆さんの熱量がすごくて、楽しかったの一言。来シーズンもチーム一丸となって頑張りたい」と話した。