亀田酒造の超特撰「寿萬亀」が9年連続最高金賞 モンドセレクションで 鴨川(千葉県)
鴨川市の亀田酒造(亀田ひとみ社長)の日本酒、超特撰(とくせん)大吟醸「寿萬亀」が、国際評価機関「モンドセレクション」の今年の審査で、9年連続の最高金賞を受賞した。 モンドセレクションは、食品や化粧品などさまざまな商品の品質を評価する民間団体で、専門家が世界中から寄せられた製品のテイスティングや分析を行い、最高金賞をはじめ、金、銀、銅賞を認定している。最高金賞は、評価得点90%以上を取得した製品。 寿萬亀は、兵庫県三木市吉川町の特A地区産地でつくられた特等・山田錦米を使用し、35%まで磨き上げて醸造。辛口でありながらうま味があり、フルーティーな香りで軽い飲み口が特長だ。 審査では、▽外観▽臭気▽味覚▽後味▽質感・口当たり▽パッケージ――の各基準で高く評価され、審査員は「デリケートでありながら豊かな香りを含め、非の打ちどころのない品質と繊細さが際立っている」とコメントしている。 亀田社長は「昨年は高温障害で米が硬く、仕込みに苦労したが、受賞できてよかった。これまで受け継がれてきた技術を維持できるよう、精進していきたい」と話している。 720ミリリットルで5082円(税込み)。 問い合わせは、亀田酒造(04―7097―1116)へ。