阪神 教育Lで井上広大が2安打&好守で存在感 湯浅が1回無安打無失点で2奪三振の好投「まずまずかな」
「教育リーグ、広島4-3阪神」(2日、由宇球場) 阪神の教育リーグ初戦は2点リードの九回に川原がつかまり、サヨナラ負け。打線は井上広大外野手が2安打と存在感を見せた。 【写真】打ち終わり、打球を見届ける井上の見方がめちゃくちゃいい! 三回に先発の西純が2死から内野安打と四球で一、二塁のピンチを招いた。ここで、野間に技ありの右前適時打を浴びる。1点こそ失ったが、右翼の井上が三塁へ好返球。見事な送球でアウトにし、「迷わず投げられたので、いい送球ができました」と振り返った。 四回には1死から井上が左前打。これが、今季の実戦で初安打となった。この安打をきっかけに1死満塁として、片山の一ゴロ間に同点。七回には相手のミスで勝ち越した。 井上は八回にも左前打でマルチ安打。「1巡目を見て、結構フライアウトが多いなと感じた中でライナーを意識して打ちにいった」と試合中の修正が結果につながった。 投げては、西純が5回3安打1失点の力投。2番手の湯浅は1回無安打無失点で2奪三振と上々の内容だった。「個別(練習)とかでやってたことが、打者が立って投げるのが初めてだった。まずまずかなという感じですね」と、2月23日のオープン戦以来の再スタートを切った。 一方で外野の定位置争い中の野口は5打数1安打。5打席目に安打を放ったが、2三振もあって悔しそうな表情を浮かべていた。