白星先行はどっちだ! 横浜E×相模原DB、2勝2敗同士の激突!!
次が大事である。横浜キヤノンイーグルスにとっても、三菱重工相模原ダイナボアーズにとっても、『NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25』第5節が重要な一戦となる。3勝2敗でバイウィークを迎えるのか、2勝3敗で5連戦を終えるのかは大違いだ。 【PHOTO】カート=リー・アレンゼ(三菱重工相模原ダイナボアーズ) 両クラブとも前節、星をイーブンに戻した。『NTTリーグワン2024-25』第5節で横浜Eは開幕3連勝の静岡ブルーレヴズと対戦。立ち上がりから連続トライで横浜Eが出鼻をくじくと、途中反撃に遭うも常にリードを保った状態で時計を進め、WTB竹澤正祥のハットトリックなど8トライを量産。53-35で横浜Eがボーナスポイントも獲得したのだった。 静岡BR・藤井雄一郎監督は「田村(優)の憎たらしいキックにやられた。運が原因なのか、努力が足りないのか。ルーズボールがこちらにこぼれるようにしたい」と悔しがったが、勝った沢木敬介監督は「このレベルでは『優勝を目指す』と言えるレベルではない」とキッパリ。さらに「取られ方が良くない。選手がどう感じているかわからないが、俺はめちゃくちゃ満足していない。最後も守っているブルーレヴズの方がエナジーを感じた。攻めている自分たちよりも守っている方がパッションはあるし、気迫が伝わってくることに納得いかない」とバッサリ。 一方、相模原DBは前節、コベルコ神戸スティーラーズと対峙。序盤に南アフリカ代表24キャップのWTBカート=リー・アレンゼの連続トライで主導権を握ると、後半20分までに34-7とリード。その後3トライを返されてヒヤリとしたが、34-26で逃げ切ったのだった。 第1~3節の成績を見ると、横浜Eは開幕戦で東芝ブレイブルーパス東京に21-28の逆転負け、第2節・神戸S戦は18-36、第3節・浦安D-Rocks戦で40-12の今季初勝利を飾った。相模原DBは第1節・浦安DR戦31-19、第2節・BL東京戦8-61、第3節・静岡BR戦34-40となっている。 両軍の試合登録メンバーは以下の通り。 【横浜E】 1シオエリ・ヴァカラヒ、2中村駿太、3祝原涼介、4リアキマタギ・モリ、5マシュー・フィリップ、6ビリー・ハーモン、7嶋田直人、8アマナキ・レレイ・マフィ、9ファフ・デクラーク、10田村優、11竹澤正祥、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14石田吉平、15小倉順平、16庭井祐輔、17岡部崇人、18杉本達郎、19コルマック・ダリー、20シオネ・ハラシリ、21山菅一史、22田畑凌、23ヴィリアメ・タカヤワ 【相模原DB】 1安昌豪、2李承爀、3石井智亮、4ウォルト・スティーンカンプ、5リンディ 真ダニエル、6吉田杏、7鶴谷昌隆、8ジャクソン・ヘモポ、9岩村昂太、10ジャック・ストラトン、11小泉怜史、12チャーリー・ローレンス、13カーティス・ロナ、14カートリー・アレンゼ、15石田一貴、16宮里侑樹、17細田隼都、18津嘉山廉人、19ティモテ・タヴァレア、20マリノ・ミカエリトゥウ、21ジェームス・グレイソン、22マット・ヴァエガ、23三島琳久 果たして、白星先行となるのは横浜Eか、相模原DBか。『NTTリーグワン2024-25』第5節・横浜E×相模原DBは1月18日(土)・ニッパツ三ツ沢球技場にてキックオフ。当日は神奈川ダービー特別企画を用意。チケット発売中。試合の模様はテレビ神奈川にて生中継。