【阪神】リーグワースト44失策が響いて逆転負け 4番の復帰弾も空砲に…3連勝でストップ
◆JERAセ・リーグ 阪神2―5DeNA(22日・甲子園) 阪神が逆転負けで、連勝は3で止まった。 先発の伊藤将は6回7安打4失点で3敗目(3勝)を喫した。1点リードの3回1死で投手の東のゴロを三塁・渡辺がトンネル。この日2個目の失策で不穏な空気が漂うと、関根に右前打を浴び、2死となってからオースティンに左越えの逆転3ランをたたき込まれた。「ミスがあった時こそ、絶対に抑えるという気持ちで投げていましたが、カバーすることができずに悔しいです」。チームは1試合で3つのエラーを犯し、リーグワースト44失策。守備の乱れが響いた。 打線は4番・大山が2回に1軍復帰後初アーチとなる、5月3日以来の4号ソロ。2点ビハインドの3回無死一、三塁では浮いたチェンジアップを捉え、左前適時打も放った。しかし、なお無死一、二塁の好機を後続が生かせず、4回以降は無得点に終わった。 3位・DeNAに再び0・5ゲーム差に詰め寄られて迎える23日の3戦目は、リーグトップの9勝目を目指す才木が先発。岡田監督の通算700勝目とカード勝ち越しをつかみにいく。
報知新聞社