劇場版「緊急取調室」が再始動決定! 公開延期から1年 天海祐希「大変お待たせしてしまいました」
公開を延期していた女優、天海祐希(56)主演の劇場版「緊急取調室 THE FINAL」が新たなキャスト、石丸幹二(58)を迎え、再始動することが16日、東宝から発表された。 同作は、天海扮する取調官が事件を解決するテレビ朝日系人気ドラマシリーズの完結編。市川猿之助(48)が主人公から取り調べを受ける〝ラスボス〟の首相役で出演していた。 猿之助をめぐっては、昨年5月に東京・目黒の自宅から救急搬送され、ともに倒れているのが発見された両親は死亡。猿之助は自殺ほう助の罪で有罪判決が確定しており、映画の公開などへの影響が心配されていた。同作は6月16日に封切られる予定だったが、事件を受けて延期に。 念願の再始動に座長の天海は「楽しみにしていてくださった皆様、大変お待たせしてしまいました。スタッフ・キャスト一同、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』を必ず皆様にお届けしたいと思ってきましたが、やっとこうして再始動を発表できる日を迎えることができました。この1年の間に歳はとってしまったけれども(笑)、色々なことをバネにして、さらにパワーアップしたキントリの最後を飾るにふさわしいベストの作品をお届けすることを、ここに力強く宣言させていただきます!」とキッパリ。 新メンバーについても「キントリチームでも、またみんなに会えるのが嬉しいよね、と話しています。そして、新たにこの映画に参加してくださる石丸幹二さんとキントリメンバーでぶつかり合えることにも胸を躍らせています」と力を込めた。 コメントの最後は「感謝を込めて劇場版『緊急取調室 THE FINAL』をお届けしますので、どうか公開まで待っていてください。面白くなってきたじゃない!」と劇中の決め台詞で締めくくった。 公開時期について、東宝は「改めて皆様にお知らせして参りますので、どうか引き続きお待ちいただけますと幸いです」としている。