「近くで親グマと子グマが様子を見ている」北海道滝上町 子グマが車にはねられたとみられる現場近くで座り込む親グマ 別の子グマの姿も…町は今後も親グマが出没する可能性があるためドライバーに注意呼びかけ
UHB 北海道文化放送
北海道オホーツクの滝上町で、UHBの取材クルーの目の前にクマが現れました。 「2頭のクマがいました。親子とみられます」(丸山俊介カメラマン) 斜面をゆっくりと登っていく子グマ。 背後を気にしています。 その場に留まると、こちらをじっと見つめています。 隣には、親グマが座り込んでいます。 滝上町の国道付近でカメラが、親子とみられる2頭のクマの姿を捉えました。
この現場付近では約6時間前、午前8時ごろ、車で通りかかった人から「クマが死んでいる。近くで親グマと子グマが様子を見ている」と警察に通報がありました。 車が子グマをはねたとみられます。
現場の国道を訪れると、 「現在も親子とみられるクマが山の斜面を登っています」」(古沢哲也記者) 記者は警察に通報。 その20分後、クマは山へ立ち去って行きました。 町は、今後も親グマが出没する可能性があるためドライバーに注意を呼びかけています。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 警察官が"熊撃退スプレー"噴射 "過去最多ヒグマ出没" を受けて 警察・猟友会などが合同訓練 クマ情報の共有などについて意見交換 北海道三笠市
- 市街地出没で駆除したばかりの名寄市で“またクマ”目撃―国道走っていた車のドライバー「クマ1頭を追い抜いた」 高校や住宅付近でクマの出没相次ぎ…警察は警戒続ける 北海道
- ヒグマ1頭を駆除 高校や住宅街などで連日クマの徘徊が続いていた北海道名寄市 日没直前にハンターによって仕留められる 住民もやっと安心
- 高校や住宅街でヒグマ徘徊中の北海道名寄市 "ウロウロ"するクマの姿を撮影… 体長1メートルほどの子グマとみられ近くに親グマいる可能性も 警察やハンターが警戒続ける
- 【ヒグマ対ニンゲン】札幌市が新たな対策 市街地近くに"箱わな"設置 アーバンベア駆除へ…増えすぎたクマによる被害を防止 「指定管理鳥獣」に追加され国の交付金でクマの捕獲も可能に