ブレイク必至!? 巨人、次世代のスター候補(4)阿部新監督が認める“超有望株
いよいよ球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。レギュラーシーズンに向けて各球団がスタートを切ったが、チームの躍進には若手選手の底上げが不可欠といえるだろう。そこで今回は、今季のブレイクが期待されている読売ジャイアンツの若手有望株を紹介する。
浅野翔吾
・投打:右投右打 ・身長/体重:171cm/86kg ・生年月日:2004年11月24日 ・経歴:高松商 ・ドラフト:2022年ドラフト1位 2球団競合の末、読売ジャイアンツに入団した浅野翔吾。高卒1年目ながら、早くも一軍で本塁打を放つなど上々のスタートを切った。 高松商では1年時から主軸打者として活躍。3年夏の甲子園では打率.700、3本塁打と圧倒的な数字を残し、チームをベスト8に導いた。 高校通算68本塁打のスラッガーと注目を集め、ドラフト会議では2球団から1位指名。抽選の結果、巨人への入団が決まった。 開幕からファームで実戦経験を積むと、夏場に一軍昇格を果たし、8月18日の広島戦でプロ初本塁打をマーク。巨人の高卒新人による一軍での本塁打は、不動の4番を務める岡本和真以来の快挙となった。 最終的に一軍では24試合出場で打率.250、1本塁打を記録。二軍では77試合に出場して打率.262、7本塁打、27打点、6盗塁と大器の片鱗を覗かせた。 同年10月に行われたみやざきフェニックス・リーグでは、腰椎椎間板ヘルニアによる痛みを訴え途中離脱。2024年の春季キャンプも、故障班からのスタートとなった。まずはコンディションを整え、レギュラー争いに加わりたい。
ベースボールチャンネル編集部