松田元太、現場での山田涼介のスターっぷりに感服「自発光していてホタルかと思いました(笑)」<ビリオン×スクール>
山田涼介が主演を務めるドラマ「ビリオン×スクール」(毎週金曜夜9:00-9:58、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)が、現在放送中。本作は、日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公・加賀美零(山田)が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも、生徒と共に成長していく学園コメディー。そんな本作で0組の生徒、紺野直斗を演じるTravis Japan・松田元太にインタビューを実施。山田との共演エピソードや、紺野を演じるにあたって自らが出したアイデアなどについて語ってもらった。 【写真】満面の笑みを浮かべる松田元太“紺野” ■紺野直斗は「バカだな~と思いました(笑)」 ――最初にビリオン×スクールに出演が決まった時の感想を教えてください。 山田くんと、お芝居で共演するというのは1つの夢でもあったので、すごく楽しいドラマの撮影期間になるだろうなと思いました。ワクワクと緊張と、とにかくハッピーでした。 ――松田さん演じる紺野の印象を教えてください。 バカだな~と思いました(笑)。 ト書きでも「九九を言っていて、途中でわからなくなる」みたいな部分があるのですが、逆にそれがセリフとしてあると難しくて、面白い感覚になりました。セリフにあるので、8×3までは覚えました。 ――実際に紺野という役を演じてみていかがですか? 演じていて、自分に近い部分を紺野は持っているなと感じます。ギャップがしっかりある人物なので、そのシーンごとの紺野を見せられたらなと。監督からも「かましてくれ!」と言われていて、新しいことにいろいろ挑戦させてもらえている現場です。 あと、「東京タワー」(2024年、テレビ朝日系)で演じていた役ともギャップがあるので、いい意味で皆さんの期待を裏切れるように演じていきたいなと思います。 ■現場での山田涼介は「一生キラキラしていて、スターだなと感じる」 ――紺野を演じる上で松田さんからアイデアを出した部分はありますか? 最初髪の毛は「東京タワー」と全く一緒だったのですが、2クール連続というのもあり、 ちょっと変えたいなと思って、衣装合わせが終わってから、監督に「髪の毛染めていいですか?」と聞いたら、「いいね!」と言ってくださったので染めました。 でも最初なぜか間違えて、 金髪にしちゃったんです。ほんとうはメッシュも入れたかったんですけど、メッシュを入れるのをのを忘れてしまって…。ちょうど金髪に染めたタイミングで「WE ARE!Let’s get the party STARTO‼」があったのですが、その際に山田くんと(菊池)風磨くんに「その髪型あってるの?」みたいに聞かれて、「そういえばこれ違うわ」と思って、「いや違うんですよ」って答えたら、「監督やプロデューサーの方と決めたことは、ちゃんとやんないと!」って怒られて…。 お二人は、僕がメッシュを入れるという情報は知らなかったと思うのですが(笑)。そんなことがあり、ライブが終わってからメッシュを入れに行きました。 ――現場で山田さんとはどんなやり取りをされていますか? 意外となんでもない話を2人ですることもあります。この間、加賀美という役柄もあり、山田くんならいけるんじゃないかと思って冗談交じりに「車買ってください!」って言ったら普通に怒られました(笑)。でも、ドラマ期間中に買ってもらえたらなと思うので、ちょっと頑張って言い続けようかなと思ってます。 ――山田さんのお芝居を近くで見て、学びなどはありますか? 現場でも山田くんは一生キラキラしていて、スターだなと感じます。夜のロケの際に、テントにいたのですが、最初電気が付いていなくて真っ暗だったんです。でも隣に座っていた山田くんが自発光していて…ホタルかと思いました(笑)。輝きがほんとうにすごいですし、撮影スタートってなったタイミングでは、しっかり加賀美になっていて。 この間、山田くんと一緒のシーンで、泣くつもりは全くなかったのに、加賀美が発する言葉が紺野としてすごい刺さって、グっときて。その時に、山田くんの演技はやっぱりすごいなと感じました。紺野は加賀美を好きじゃない部分もあるんですけど、僕はもうめちゃくちゃ好きです。 ■0組の生徒は「またちょっと違うメンバーに会えている感じ」 ――今回、「東京タワー」で共演していたMEGUMIさんもいらっしゃいますね。 まだ「ビリオン×スクール」の撮影ではお会いしていなくて。バラエティーで何度かお会いした時に 「一緒だね」「そうですね」みたいな会話をしました。前の役も役だったので、なんか気まずくて…(笑)。 でも、安心感があって、お姉さんでもありますし、たくさん助けてもくださったので、すごくMEGUMIさんがいてよかったなと。一緒のシーンがあることを願って楽しみにしています。 ――0組の雰囲気には馴染めていますか? 0組は、すごくみんなわちゃわちゃしていて楽しくて、ほんとうの学校のクラスメイトという感じがします。みんなに会える日がわかっていると頑張れるというか…。普段はTravis Japanのメンバーとかも、クラスメイトではないけど、そういう感じなんです。なので、またちょっと違うメンバーに会えている感じがして楽しいですね。 ――同世代の方たちが多い現場ですが、その中でも負けないと思っている部分を教えてください。 口数ですかね。ドラマの現場じゃないとお会いできない方たちもたくさんいらっしゃるので、どうせなら楽しみたいという思いもあり、ずっと喋っています。 ――一緒にお芝居をしていて刺激を受ける瞬間も? やっぱりみんなすごいなっていうのももちろん感じますし、 「なんで僕こんなできないんだ」と思う瞬間もありますが、もうできなくて当たり前のスタンスというか、「ここから成長していけばいい!」と思っています。 あまり声を大にして言えることではないかもしれないですが、役者1本でやられてる方々に勝てるなんて思ってもいないです。でも、自分にしか出せない色を出せるように、とにかく全力で楽しんで頑張ろうと刺激受けています。