第1位はコアラ?ゾウ?東山動植物園で来園者が選ぶ「人気動物ベスト10」を実施/愛知
10月4日(土)~26日(日)まで、東山動植物園(名古屋市千種区)で「第21回人気動物ベスト10」が行なわれる。来園者が好きな動物を選んで投票する名物企画だ。 「人気動物ベスト10」は、1968年から実施されている催しで、1986年の第7回以降は、2年に一度行われている。園内に設けられた投票場所で、好きな動物3種類を記入して投票する仕組みで、応募者の中から抽選で、東山動植物園オリジナルグッズなどがプレゼントされる。 前回(第20回)、前々回(第19回)のベスト5は下記の通り。 <第20回> 2012年 第1位/コアラ 第2位/ゾウ 第3位/ライオン 第4位/キリン 第5位/ペンギン <第19回> 2010年 第1位/ゾウ 第2位/コアラ 第3位/キリン 第4位/ライオン 第5位/ペンギン
5位以内の動物は、いずれも安定した人気を誇っており、数年来同じ顔ぶれがそろっているとのこと。その中で注目を集めるのが、コアラとゾウの順位。今年、来園30周年を迎え、新しい個体を迎え入れるコアラが1位を守り切るのか。東山動植物園初となったアジアゾウの子ども、さくらの誕生と新獣舎ゾージアムの完成で盛り上がるゾウが1位に返り咲くのか。11月上旬に発表される結果を見るまで、予測が難しい状況だ。 東山総合公園管理課、太田さんは「各動物の担当者に配慮したいので、具体的な予想は差し控えたい」としつつも、他に注目したい点として「昨年来園したメキシコウサギや、日本では東山動植物園だけで飼育しているラーテルなど、珍しい動物にもどれくらい票が集まるか見守りたい」とコメント。 来園して投票する形式で、インターネットやハガキでの投票は受け付けていない。東山動植物園内で飼育されているすべての動物が対象となっているので、これを機に園内でさまざまな動物を見学して、新たなお気に入りを発見してみるのもおすすめだ。