11代目ピーター・パン山崎玲奈「テンション上がる作品に」TDS新エリアでの大興奮引き合いに
ミュージカル「ピーター・パン」(7月24日初日、東京国際フォーラムC)パレードお披露目会&製作発表記者会見が13日、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」で行われ、11代目ピーター・パンとして主演する山崎玲奈(17)らが出席した。 山崎は20年12月にホリプロスカウトキャラバン「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを受賞。19年の主演ミュージカル「アニー」でのアニー役に続き、昨年憧れの高畑充希(32=8代目)の後を引き継ぎ、11代目として今年2年目を迎える。 山崎は「さらにグレードアップした2年目のピーター・パンを披露したい」とした上で「子どもの頃に見た時はピーター・パンは『イケメンでヒーロー』という印象があるんですが、その裏にある寂しがり屋な部分、いたずらっぽい部分も大切にして演じていきたい」と意気込んだ。 山崎と同じく2年目を迎えた、フック船長役の小野田龍之介(32)は「昨年は一緒に新参者としてフックを務められて幸せでした。今年はより一層、山崎さんのピーター・パンを輝かせ、嫌なやつに徹したい」と力を込めた。 続けて「フック船長は1番有名な悪役だと思うんです。愛される理由は気高い怖い存在の中にある情けなさやチャーミングさ。大胆さを強く持って、僕の魅力もダダ漏れでいきたい」と語った。 山崎と小野田は先日、東京ディズニーシーに新たにオープンしたテーマポート「ファンタジースプリングス」に足を運んだという。山崎は「ネバーランドってまじですげえな!って思いました」と大興奮。「入るだけで幸せになれて、夢の世界。私が新エリアを見た時にテンションが上がったように、観客の方もテンションが上がる作品にしたい」と笑顔を見せた。 ウェンディ役の鈴木梨央(19)、ダーリング夫人役の壮一帆(48)、タイガー・リリー役の住玲衣奈、演出・振付の長谷川寧氏も出席。 同ミュージカルは81年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが舞い降りてから今年で44年目。いつまでも子どもでいたいピーター・パンと、ネバーランドの冒険で成長する子どもたちの楽しく、ちょっと切ない物語。 また、昨年好評を得た同ミュージカルとコラボした「ピーター・パンパレード」(13日~8月2日、同施設)を今年も期間限定で実施。この日は山崎と鈴木も参加し、子ども達と劇中曲「I'm Flying」に乗せて、街を踊りながら一周した。