実写版ピノコの再現度の高さ話題 「ぴったり」「アッチョンブリケ楽しみ」
手塚治虫の名作医療漫画を高橋一生主演で実写ドラマ化する「ブラック・ジャック」(テレビ朝日系・6月30日よる9時~)で、主人公ブラック・ジャック(高橋)の助手ピノコを人気子役の永尾柚乃が演じることが先ごろ発表されたが、そのビジュアルの再現度の高さが話題沸騰となっている。 【画像】ブラック・ジャックとの2ショット(振り返りバージョン) 法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描く名作医療漫画「ブラック・ジャック」を、映画『女子高生に殺されたい』『アルプススタンドのはしの方』などの城定秀夫監督、高橋が出演したNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」や、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子の脚本により実写化する本作。昨年12月中旬、ドラマ化の第一報と共に公開されたビジュアルには高橋一生演じるブラック・ジャックとピノコが並んでいたが、ピノコは後ろ姿のみ。安楽死を請け負う医師キリコ役の石橋静河、獅子面病に冒された患者役の松本まりからキャストが順次発表されていくなか、ピノコ役がなかなか発表されずしびれをきらすファンも多かった。
ピノコは、見た目は幼児だが中身は18歳という設定。生い立ちがかなり複雑で、双子の姉の体内に脳や手足、内臓などがバラバラに収まった状態で18年間生き続けた。のちにブラック・ジャックによって摘出され、人間の女の子の身体を得た。ブラック・ジャックはそんなピノコを娘のように扱うが、自分は妻(原作では“オクタン”)と言い張り、時に嫉妬深さを見せることも。原作では独特の幼児言葉で「~よのさ」「~わのよ」といった風に話す。
公開されたビジュアルは2種で、一点目がブラック・ジャックと共にこちらを振り返っているもの。そして二点目がピノコのトレードマークでもある感情表現で、両頬をむぎゅっと押しながら「アッチョンブリケ!」のポーズをとっているもの。その再現度の高さに「これは確かにピノコ」「ピノコそのもの」「最強のピノコ」「柚乃ちゃんさすがですね」「ピッタリな役だと思います」「納得の人選」と喜びの声が寄せられ、「やっとピノコが振り返ってくれた」「アッチョンブリケ楽しみ」といった声も。ビジュアルコンセプト/人物デザイン監修/衣裳デザインを手掛けたのは、高橋主演の「岸辺露伴は動かない」も話題を呼んだ柘植伊佐夫。