大記録に挑む井岡一翔 ~ 統一チャンピオンを目指して
統一チャンピオンを目指して
同じスーパーフライ級では、井岡-マルティネス戦の1週間前にアメリカ・フェニックスでWBC(世界ボクシング評議会)タイトルマッチも挙行される。こちらは王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)-ジェシー・ロドリゲス(アメリカ)のカード。軽量級のビッグネーム、エストラーダにスター候補ロドリゲスが挑む一戦は大きな注目を集めている。 エストラーダはローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との激闘から1年7ヵ月ぶりのリング。19戦全勝ですでに世界2階級制覇を成し遂げている24歳のロドリゲスをここで迎えるのはリスクも大きいが、プロ47戦の経験を生かして撃退すれば、そのぶん見返りもある。 井岡にすれば、WBA&IBFチャンピオンとなってエストラーダ-ロドリゲスの勝者に対決を迫りたいはず。ビッグマッチがさらなるビッグマッチを呼ぶ。そういう期待をもって観戦すれば、なおさらマルティネス戦は興味深いものとなる。
VictorySportsNews編集部