納得いくまでハンコックのコスプレを追求

『ONE PIECE』ボア・ハンコックに扮する「きリインズドラマ」（X：@_kili_pp）／撮影：乃木章（X：@Osefly）

　2024年8月、愛知県名古屋市で世界最大級のコスプレの祭典「世界コスプレサミット2024（通称、コスサミ）」が開催され、コスプレイヤーの「きリインズドラマ」さんが、『ONE PIECE』の「ボア・ハンコック」を披露しました。彼女にコスプレの注力したポイントや制作秘話を聞きました。 【画像】えっ、スタイル抜群！　こちらが高身長美女レイヤーによる『ワンピース』ハンコックのコスプレです（8枚） ――コスプレ歴はどれぐらいですか。 　観覧のみだと12年前くらいからで、コスプレを始めてからイベントへのコスプレ参加は今年で4回目になります！ 　昔と比べたらずっと多くのコスプレイヤーさんがいて、なかには親子や夫婦で参加されている方なども見受けられて、コスプレの文化がいろんな世代や枠組を超えて広がってきたんだなとひとり感慨深くなっておりました。「懐かしのあのアニメの併せが！？」となることも何度かあり、感激の震えが止まりませんでした！ ――ハンコックのコスプレをよくしている印象です。 　昔からハンコックが「もう好みドンピシャ！」で、「いつかこうなりたいな……」という憧れを持っていました。ある日、「コスプレなら好きを全身で表現できるじゃん！」と気付いてからは私の納得するハンコックを目指して何回もコスプレしています。 　今回のコスプレは「頂上決戦編」の衣装になります。メイクをする時はいつもコスプレするキャラが出てくるアニメの回を流すのですが、前回メイクしている時に観ていたのがちょうど「頂上決戦編」のところでした。コスサミでは同じ衣装をしたくなかったのもあり、今回はこの衣装をしよう！　と決めました。 ――コスプレするにあたって工夫したこと、意識したことはありますか？ 　基本かもしれませんが、衣装のフィット感と姿勢ですね。いわゆる「ボンッキュッボン！」なキャラクターが好きでよくコスプレするので、ウエストと腰のラインがきれいに見えるように極限までウエストを詰め、ポージングはS字になるよう体をひねるようにしておりました。 　そのうえで、コスプレをしている間はそのキャラクターとして振る舞いたいので常に凛とした姿勢でいることを心がけています。そのせいで撮影後や翌日に身体が筋肉痛になることもしばしばあります（笑）。 ――普段は、他にどんなコスプレをしていますか？ 「強気な高身長お姉様！」が大好きで、よくコスプレしています。今後は『シャーマンキング』や『少女革命ウテナ』、『Dr.STONE』のキャラもしたいなと思っています。 　ハンコックはもっといろんな衣装を作って、よりレベルアップした撮影をしたいです！　あと、お友達も増えてきたので併せもしたい！　東海のイベントによく遊び行くので、なにとぞよろしくお願いします！