大阪万博ガンダムパビリオンに実物大片膝立ちガンダム! 横浜版再活用
大阪万博出展予定の「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」に実部大ガンダム像が設置されることが、2024年6月26日(水)に開催された「ガンダムカンファレンス SUMMER 2024」で発表された。この像は1/1ガンダム像としては初の片膝ポーズで、横浜に設置されていた「動くガンダム」のパーツが再活用される。 また「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」に向けた「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」や、新作ガンプラ・フィギュア情報も報じられた。 ここではそれらの情報をお伝えしよう。 【関連画像】怒濤の情報量!「ガンダムカンファレンス SUMMER 2024」の画像を見る(画像83点) カンファレンスは、BANDAI SPIRITS代表取締役社長 榊原博による「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の報告からスタート。国内外から175万人以上の来場者がああったとのこと。 そしてEXPO 2025 大阪・関西万博に出展予定の「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の情報を公開。同パビリオンには初代ガンダムRX-78の実物大像が設置されることが発表された。 この像は、実物大ガンダム像では初となる片膝ポーズで、腕を大きく上げている。大部分はGUNDAM FACTORY YOKOHAMAの「動くガンダム」の資材(装甲部分)を、頭部から足に至るまで一部変更を加えて再活用。名前も動くガンダムの型式番号を一部受け継ぎRX-78F00/Eガンダムと名付けられている。関西エリア初の実物大ガンダム像となる。 なお「動く」アクションは予定していないとのこと。 パビリオンの建設は予定通り進行中。 バンダイナムコグループは、Fun for All into the Futureをパーパスとして掲げ、大阪万博のパビリオンでは、ガンダムを通して世界中の人々とつながり、共に未来について考えるきっかけの場となることを目指すという。 万博開幕に向けて盛り上げていく企画として「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」がスタート、ガンダムへの想いや未来へのメッセージをSNSで募集する「GUNDAM CONNECT ACTION」を実施中。そのメッセージを万博パビリオンにつなげられる施策を検討中。 全国の小学校で実施しているプラモデルの授業「ガンプラアカデミア」はすでに60万人の小学生が参加。大阪パビリオン推進委員会と締結した連携協定に基づき、昨年度には大阪府内で約1030校、14万人以上が参加したとのこと。 「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の公式サイトもオープン。スタッフの募集も開始された。パビリオンの内容は後日あらためて告知されるという。 続いて、バンダイナムコフィルムワークス執行役員 IP事業本部ガンダム事業部ゼネラルマネージャー小形尚弘、BANDAI SPIRITSホビーディビジョン デピュティゼネラルマネージャー田口博丈、ガンプラファンの俳優・声優である本郷奏多のトークセッションに合わせ、ガンダム45周年アニバーサリー企画の情報が公開された。 まずはガンダムシリーズ45周年記念イラスト第1弾の再紹介。『機動戦士ガンダム』第24話「迫撃!トリプル・ドム」がモチーフ。「新月がカッコいい。(ロゴマークの)ハロも月みたいじゃないですか、これは何か関係が?」という本郷の感想に、小形が「新月を始まりとして、45周年で半月に近づいていくイメージ。100周年の際には満月を迎えられるように」とモチーフを明かした。 そして記念イラスト第2弾が公開。今回は『機動戦士ガンダムSEED』PHASE-39「アスラン」の、キラ・アスラン・カガリの名シーン。月も少し満ちてきており、イラスト毎に半月に近づく演出のようだ。なお「このペースでは全20種ぐらいになるのでは?」という本郷の問いに「そんなにはなりません」という答えが返された。 この後、以下の情報が報じられた。なお、すでに発表済みの情報も含まれている。 ・「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」埼玉会場の様子。 ・ガンプラ「RG ガンダム2.0」。試作品を手にした本郷はパーツの連動に感動。 ・同埼玉会場に展示されている1/12スケールの「RX-78-2 ガンダム EARTH COLOR Ver.」及びそのガンプラ。 ・「-ROAD TO 2025-」47都道府県各会場で集められたメッセージカードは、万博会場で展示予定。本郷のメッセージは、出身地の宮城「-ROAD TO 2025-」会場で展示予定。 ・「-ROAD TO 2025-」会場には透過LEDを使った「GUNDAM CONNECT BOX」を設置、ガンプラのランナーを回収。外面LEDには会場外からのコメントも表示。 ・「GUNDAM CONNECT ACTION」キャンペーンを実施。リポスト数で画像の光が地球からサイド7まで伸びる「リポストアクション」と、メッセージが動画サービスのいわゆる「弾幕」となってホワイトベースを守る「メッセージ投稿アクション」を開催。ホワイトベース以外の艦も登場予定とのこと。 ・「ガンダムシネマフェス」開催。 ・博多祇園山笠に山笠「ガンダム 博多迅雷伝」が参加。 ・ガンダムシアター in 福岡で過去作品上映イベント。『機動戦士ガンダムF91』は森口博子舞台挨拶付き。 ・ららぽーと福岡で「ガンダム45周年まつりガラポン」開催。 。2024年8月4日(日)16時よりテレ東系列6局ネットで特番『ガンダム45th ANNIVERSARY PARTY!』放送。豪華タレント陣出演。 ・映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』成績報告。興行収入48億円突破、観客動員290万人以上。世界22の国と地域で上映。82以上の国と地域で配給・配信予定。 ・HG 1/144ズゴック(仮)を含むガンプラ、ロボット魂、食玩、フィギュアの情報。ズゴックの試作品を手に取って見た本郷は、何かに気がついた様子であった。 ・ガンダムGWX30周年プロジェクトの続報。『機動武闘伝Gガンダム外伝 天地天愕』2024年7月5日(金)から公式HPで連載。ドモンと東方不敗の共闘を思わせるビジュアルも公開。 ・長編VRアニメ『機動戦士ガンダム 銀灰の幻影』の情報。 ・Netflixアニメ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』の情報。同作品のザクIIのガンプラには、従来は製作するモデラーが塗装で施すしかなかった「汚し」がシールで再現されるという。 猛烈な情報量に驚いた本郷が「これに燃え尽きて、来年おろそかになったりしないですかね?」と問うと、「45周年は50周年に向けた入り口。これから本郷さんが驚くような作品も商品もどんどん出てきます。『(閃光の)ハサウェイ』の続編もちゃんと作っておりますので」という小形の言葉、「来年はガンプラ45周年、お楽しみに」という田口の言葉でカンファレンスは終了した。 45周年、ますます加熱するガンダムシリーズの動向にご注目を! (C)創通・サンライズ
アニメージュプラス 編集部