北見在住選手3人がフライングディスク地区選抜戦出場 全国5地区で優勝競う
北見市のフライングディスク社会人チーム「AXIS(アクシス)」で活動する3人の選手と市内学生チームを指導する監督1人が、11月に開かれる「2024U23アルティメット地区選抜対抗戦」に北海道・東北地区代表として出場する。(北見経済新聞) フライングディスクはプラスチック製の円盤状のディスクを使ったアメリカ発祥のスポーツ。種目「アルティメット」は7人制の団体競技で、100メートル×37メートルのフィールド内でディスクをパスしながら相手陣地の端にあるエンドゾーンを目指して得点を競う。 同大会に出場するのはオープン部門の福田圭吾さん、ウィメン部門の遠藤萌加さん、大槻彩乃さん、ウィメン部門監督の佐藤貴志さんら4人。選手3人はいずれも佐藤さんが立ち上げた栗原学園北見商科高等専修学校フライングディスク部「NEXUS(ネクサス)」の卒業生。 アクシスの結成メンバーでフライングディスク歴8年の福田さんは「高校卒業後もプレーを続けたくて社会人チームを立ち上げた。個人で地区選抜に参加するのは初めての経験。本番で初めて顔を合わせるプレーヤーもいるが、楽しんでプレーしたい」と話す。 遠藤さんは「本格的にプレーを始めたのが今年3月なので、初めて出場する公式戦を楽しみたい」と話し、大槻さんは「アクシス以外で大会に参加するのは初。知らないプレーヤーとチームを組んで出場するので、緊張感を持って頑張りたい」と意気込む。 3人の学生時代の恩師でもある佐藤監督。現在は中富良野町を拠点に北見市でも学生チームのコーチを続けながら「アルテゾアルティメットクラブ」の代表や「北海道フライングディスク協会」の代表として競技の普及に努めている。佐藤さんは「ネクサスの卒業生と一緒に試合に出ることができてうれしい。ウィメン部門の全国はレベルが高いので、メンバーには交流を楽しんでもらいつつ、監督としては勝ちにこだわりたい」と話す。 大会は11月16日・17日、鳥取県鳥取市内で開催される。
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