あす10日、山形で初市 露店160店、七日町など交通規制
山形市で江戸時代初期から続く新春の伝統行事「初市」が10日、市中心部で開かれる。当日午前9時半から午後6時半まで、十日町角―七日町間の国道112号と周辺道路で車両交通規制が行われる。 初市では、初あめやカブ、団子木、木工品のほか、キッチンカーなど約160店の露店が並ぶ。アズ七日町前でお神酒や納豆汁の振る舞いが、市中央公民館で縫いぐるみ劇の上演などが予定されている。 「第10回ウインターフェスティバル 山形冬の花火大会」は、霞城公園を打ち上げ場所に午後6時半から開かれる。約30分間、約2千発が夜空を彩る。同公園内の最上義光像周辺に特別桟敷席を設け、市役所11階大会議室を無料開放する。 初市に伴い、中心市街地を走る市コミュニティバス「ベニちゃんバス」は終日、規制区間の西側を巡る迂回(うかい)運行となる。東部・西部エリアと中心部との往来は、JR山形駅前で乗り換えが必要になる。