ノーズなしの「翼形状」がキモ!“アソコ”が痛くならない自転車サドルをようやく見つけた!
自転車のサドルといえば、前方向に狭くなる二等辺三角形の形をイメージする人が多いはず。短い距離を走る場合はほとんど気にならないものの、長距離・長時間のロングライドを行った際は股関やお尻の痛み、股ズレが生じる場合があります。構造的にどうしても避けられないアクシデントではありますが、当然ながら発生しないことにこしたことはありませんよね。 【ほぼすべてのタイプの自転車に取り付けることが可能!】 Makuakeで先行販売が行われているAll-wings(オールウイングス)の「evo4 Super Hornet」(2万900円~ 9月26日現在)は、サドルノーズがない翼形状が特徴の自転車用サドル。ロードバイクやクロスバイクはもちろん、一般の自転車にも取り付けることができ、股間を圧迫せず、さらにペダリングの効率がアップするなど、長時間のライディングに適した構造を備えています。 「evo4 Super Hornet」はその名が示す通り、アメリカの戦闘機「F-18 スーパーホーネット」の尾翼から着想を得て開発されたノーズレスの自転車専用サドル。ノーズがないだけでなく、お尻を乗せる座面が横長で空洞も設けられており、股間への圧迫がほとんどない構造となっています。 この座面デザインは坐骨部分に合わせた形状で、左右に細くて長いこと坐骨に掛かる体圧を均等かつ効率よく分散。さらに座面に3方向の角度が設けられ、上り坂、下り坂、速度を上げるときなど、自転車を漕ぐ際に体のフォームを変えても常に坐骨を水平に支えるため、お尻への負担が少なく、長時間に渡って体全体の重心を崩さない安定感のあるライディングを実現します。
股間が痛くならないだけじゃないんです
また、自転車を漕ぐ際にパワーロスを起こしにくいのも見逃せないポイント。ペダルを踏み込んだ際に、サドルが太ももの付け根部分を後ろから押さえつけるため、まるでランニングをしているかのように筋肉を動かせます。 坂を登るヒルクライムでも、翼状の座面が太腿の後ろから体を支え、上半身に過度の力を入れることなく脚のパワーをダイレクトにペダルへ伝達。 外寸は28×13.5×高さ7cm、重さは205gで、メイン素材は高い強度と耐衝撃性、耐摩耗性に優れたナイロン樹脂を採用。体の重さが掛かる中心部にはシートクッションが配されています。適度な柔軟性によってお尻に掛かる衝撃を吸収するほか、体格のよい人が乗ってもビクともしない耐荷重100kgの丈夫さも備えています。サドル本体を軽量にするために開けられた座面の穴が通気口の役割を果たし、不快なお尻のムレを軽減します。 サドルの国際規格に準拠した設計で、クロスバイクやロードバイクからママチャリに至るまで、ほぼ全てのタイプの自転車に取り付けることが可能。カラーはフルブラック、ブライトカーボン、マットカーボンの3色で、購入時に好みのものをチョイス。またオプション品として、シートクッションに被せて坐骨に掛かる衝撃をさらに和らげられる「ソフトカバー(フルカバー)」(2200円)も用意されています。 なお、その特殊な形状ゆえにレギュレーションを満たさない場合があるため、本格的なロードレースや競技会に参加する際は競技規定の確認が必須となりますのでご注意ください。
<文/&GP>