夏場所Vの小結・大の里が部屋で稽古 新生・二所ノ関部屋を「白熊と引っ張る」
大相撲夏場所で、初土俵から7場所目で最速初優勝を飾った小結・大の里(二所ノ関)が5日、茨城・阿見町にある部屋で稽古を行った。四股やすり足など基礎運動を中心に行い、相撲は取らなかった。「稽古は4日から再開した。優勝の余韻は1週間味わった。夏場所の3敗は反省の多い負け方。1か月でしっかり修正して次につなげたい」と意気込んだ。 部屋付きだった中村親方(元関脇・嘉風)が独立。二所ノ関部屋から力士8人が3日、都内に引っ越した。人数が少なくなり、部屋頭でもある大の里が弟弟子らに身ぶり手ぶりで指導する場面も多かった。「ここからが二所ノ関部屋のスタート。僕と白熊関で引っ張っていきたいし、目配り気配りをしていきたい。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)にもお前らが引っ張って行けと言われている」と明かした。 7日には24歳の誕生日。「23歳はいい1年だったが、しっかり24歳を迎えたい。常に上へ上へ目指したい」と意気込んだ。
報知新聞社