写真＝JYPnationinJapan公式X

韓国アーティストが「第74回NHK紅白歌合戦」に多数出演し、年末のステージを盛り上げた。 12月31日に放送された「第74回NHK紅白歌合戦」には、Stray Kids、SEVENTEEN、TWICEの日本人メンバーミナ、サナ、モモの3人によるユニットMISAMO、LE SSERAFIM、NewJeans、NiziUらが出場。「ボーダレス－超えてつながる大みそか－」をテーマに華やかなパフォーマンスを披露した。 韓国アーティストの中で最初にパフォーマンスを披露したのはStray Kids。バンチャンは「初めての『紅白』のステージなので、楽しみながら全力で頑張ります！ よろしくお願いします！」と意気込みを語った。「CASE 143 -Japanese ver.-」を歌うメンバーたちと、大きな歓声で応えるファンが一体となり盛り上がった。またバンチャン、ハン、チャンビンは特別企画「ディズニー100周年スペシャルメドレー」で山寺宏一が歌う「フレンド・ライク・ミー」に合わせて櫻坂46と共にダンスを披露した。 客席からサプライズ登場したNiziUは、大ヒット曲「Make you happy」を披露。司会の橋本環奈、浜辺美波と縄跳びダンスを踊って会場を魅了した。審査員の吉高由里子は「なんですかあのキラキラしたオーラは。気がついたら自分がニヤついているのが気持ち悪いなと思いながら見ていました。キュンキュンしました」と絶賛した。 続いて登場したのはLE SSERAFIM。浜辺美波はグループの魅力をプレゼンするとし、「クールで真似したくなる踊り」を紹介した。曲の中に思わず真似したくなる振りが入っており、SNSで話題となったことが伝えられるとカズハは、「サビの部分で、可愛いうさぎのポーズから悪魔に変わる振付があります。振付だけでなく、私たちの表情の変化にも注目してください」と呼びかけた。カズハの言葉通り、「UNFORGIVEN（feat. Nile Rodgers）-Japanese ver.-」で息ぴったりの振付から眼差しまで、一時も目の離せないステージを披露した。 さらに特別企画「ディズニー100周年スペシャルメドレー」では、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴、大泉洋の歌う「アンダー・ザ・シー」に合わせてキュートなダンスを披露した。 SEVENTEENの魅力は橋本環奈が紹介。振付を自分たちで手掛ける彼らのカル群舞（体を曲げる角度から指先まで完璧に合わせ、刃物のようにキレのあるダンス）や脅威のシンクロ率が魅力だと話すと、ホシは「本当にありがとうございます。嬉しいです。SEVENTEENらしい最高のパフォーマンスをお届けできるように頑張ります！」と笑顔を見せた。 審査員を務めたやり投げの北口榛花は「そろったパフォーマンスも魅力的ですが、個性がすごく豊かで、バラエティなどもめちゃくちゃ面白くて、遠征中に見て元気をもらっています」とファン心を表した。「舞い落ちる花びら」では指先まで美しい繊細なパフォーマンスで目を引き、紙吹雪が舞う中で歌唱する姿は、見る人を幻想的な世界に引き込んだ。またこの日バーノンは、けん玉のギネス世界記録に挑戦するメンバーの一人として企画に参加。残念ながらギネス世界記録は誕生しなかったが、バーノンは1回で見事成功し、目を引いた。 TWICEのユニットMISAMOの3人は、女神のような衣装で登場。ミナは「私たちのデビュー曲である『Do not touch』という美術品をイメージした曲を披露させていただくのですが、今年最後のステージなので、素敵な姿を見せられたらいいなと思います」と意気込んだ。3人は女性らしいしなやかなパフォーマンスで圧倒的なオーラを放った。 直前で「紅白歌合戦」初出場を発表し、話題となったNewJeansは、スぺシャルメドレーを披露。司会の橋本環奈は「大好きなんです。魅力を一言で語るのは難しいですが、あどけなさと真っ直ぐな感じがすごく応援したくなります。アンニュイな、すごく透き通った歌声とかパフォーマンスに注目してほしいです」と彼女たちの魅力を語った。 ミンジは「このような特別な機会をいただき、本当に光栄です。ありがとうございます」と感謝を伝え、ハニは「今日のために、すごくスペシャルなステージを準備してきました」と明かした。ヘリンが「皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです」と伝えると、メンバーたちは声を合わせて「NewJeansスペシャルメドレー！」と叫び、これを聞いた観客は歓声で応えた。大きな掛け声が響く中、世界的なヒットを記録した「OMG」「ETA」「Ditto」を相次いで披露し、日本の視聴者に強い印象を残した。 番組の終盤で披露されたYOASOBIと人気アイドルたちのコラボは、「紅白歌合戦」でしか実現できない超豪華なステージとなった。大ヒット曲「アイドル」に合わせて橋本環奈、anoはペアダンス、また櫻坂46、JO1、Stray Kids、SEVENTEEN、NiziU、NewJeans、乃木坂46、BE:FIRST、MISAMO、LE SSERAFIMのメンバーたちが次々と登場してノリノリでパフォーマンスを披露し、会場は熱くなった。まさにボーダレスなスぺシャルステージが2023年の最後の夜を華やかに飾った。