元イラク代表選手が「なぜ日本代表を恐れるのか?」。韓国代表戦を引き合いに自国チームを鼓舞
カタールのアル・ラーヤンなどで活躍した元イラク代表FWハビブ・ジャファール(Habib Jafar)が、AFCアジアカップカタール2023におけるサッカー日本代表戦についてコメントした。現地時間10日、イラクのニュースサイト『アルマアルーマ(Almaalomah)』が報じている。 【グループリーグ順位表】AFCアジアカップカタール2023(アジア杯) <組み合わせ> 日本代表は、アジアカップのグループステージでイラク代表と19日に戦う。2023年12月に発表されたFIFAランクでは日本代表がアジア最高の17位につけており、今大会における優勝候補と目されている。 グループステージの2戦目を戦うイラク国内においても、日本代表を危険視する声があるようだ。ジャファール氏は『アルマアルーマ』に対して以下のように述べている。 「確かに日本代表は発展的で優れたチームだ。しかし我が国の代表チームの価値を過小評価してはいけない。私は(イラク代表が)日本代表にとって強力なライバルになるだろうと思っている」 同氏はその根拠として、6日にUAEのアブダビで行われたイラク代表対韓国代表の試合を挙げている。この試合で、イラク代表は0-1で敗れた。 「イラク代表は韓国代表と対戦し、強力な相手役を演じた。このチームは日本と同じくらい力があり、そんな相手に我々はあと一歩のところまで迫ったのだ。それなのになぜ日本代表を恐れるのか?代表チームにいる選手たちはきっとそう思っているだろう」 なお、イラク代表は先のFIFAランクにおいて63位につけており、日本代表を含むグループDの中では2番目に高い順位に位置している。
フットボールチャンネル編集部