沖縄米兵起訴、米国務省「非常に深刻に受け止めている」「米国社会でも受け入れられない」
【ワシントン=淵上隆悠】在沖縄米空軍の男が少女への不同意性交などの罪で起訴された事件を巡り、米国務省の報道担当者は26日、読売新聞の取材に対し「非常に深刻に受け止めている。我々の基本的価値観に反するものだ」と述べた。
報道担当者は「全ての米軍人は最高水準の行動規範を守ることが期待されている」とした上で、事件について「米国社会でも受け入れられないものだ」と指摘し、日本の当局に全面的に協力する姿勢を示した。
米空軍兵長のブレノン・ワシントン被告は昨年12月、沖縄県内で16歳未満の少女を誘拐して性的暴行をしたとして、今年3月に不同意性交とわいせつ誘拐の罪で那覇地検に起訴された。