中国シャオミ、EV納入目標を再度引き上げ 需要急増
Brenda Goh Liam Mo [上海/北京 18日 ロイター] - 中国の小米科技(シャオミ)は18日、年内13万台の電気自動車(EV)を納入することを目指すと明らかにした。第3・四半期の売上が好調となる中、3度目の上方修正を行った。 同社初のEVである「SU7」の納入台数目標は従来の12万台から引き上げられた。今年SU7を発表した際に設定した納入台数目標は7万6000台だった。 この日発表した第3・四半期決算は、売上高が925億元(127億7000万ドル)で、LSEGがまとめたアナリスト予想の911億元を上回った。 華泰証券は同社が2025年に40万台のEVを納入し、EVが売上高の約5分の1を占めるようになると予測している。 ただ、自動車部門はまだ赤字で、第3・四半期の調整後損益は15億元の赤字だった。売上総利益率は17.1%だった。 調査会社カナリスによると、第3・四半期のスマートフォン出荷台数は3%増の4280万台で、世界第3位のスマートフォンメーカーの地位を維持した。